午後LIVE ニュースーン 日銀元総裁 白川方明氏に聞く
先週まで、上昇傾向を強めてきた株価。白川氏は、株価好調の理由について、ひとつの仮説は、イラン紛争の影響を相殺するようなAIのプラス効果をみんな期待しているということ、株高は将来の経済を映す鏡かのように議論するのは、不正確な見方である、株価は、企業収益が良くなるかもしれないという期待であり、経済全体が良くなるかどうかは別物打などと話した。消費者物価指数の伸びは最近鈍化する傾向にあるが、多くの食品などが値上がりしている。白川氏は、人手不足による賃金上昇とともに、日本と海外の金利差による円安が大きな要因だと分析している。欧米は、2022年から急速な利上げを開始。白川氏は、2022年以降、日本サイドで金利は基本的にマイナスあるいはゼロ、一方、海外ではインフレ対策のために金利が上昇、ここで金利差が拡大し、円安の要因となったなどと話した。22年の円相場は、1月は1ドル115円程度だったが、10月には150円台まで円安が加速した。白川氏は、日銀の金融政策について、現在の経済あるいは物価と金利水準が見合っているかというと、見合っていないと思う、あまりにも強力な金融緩和が長く続いたために、それを元に戻す場合の影響が大きいと色々な人が思っている、それがあるとなかなか金利を上げられず、円安やインフレにつながっている、もう少し早く金利は引き上げるべきだなどと話した。
