最新研究 奥歯失うと認知症リスク↑ いったいなぜ?

2024年6月18日放送 8:50 - 8:57 テレビ朝日
羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)

九州大学大学院の研究グループが、奥歯のかみ合わせの状態とアルツハイマー型認知症の関連性について調査したところ、一部噛み見合わせがない場合は認知症リスクが1.34倍高くなり、すべての噛み合わせがないまたは総入れ歯の場合は認知症のリスクが1.54倍高くなるという。九州大学大学院歯学研究院教授・鮎川保則は「歯の本数と認知症との関連は調べられてきたが、今回は噛み合わせも解析に含めた。噛み合わせのセット数で咀嚼にも影響する」、東北大学大学院歯学研究科教授・菅野太郎は「噛み合わせの調査は新しいトピック」とスタジオコメント。
奥歯がない人はあまり噛まなくて良いうどんやおかゆなど炭水化物メインの食事に偏りがち。すると筋肉を作るタンパク質が不足し足腰が弱くなる。外出をしなくなり刺激や人との会話が減り、認知症が進行するリスクが上がる。さらに奥歯を失うと食べ物を細かくできず詰まらせて誤嚥性肺炎を起こす可能性もある。一方、総入れ歯の場合も肉類や硬い野菜などを避けた食事をすることが多く、栄養が偏っている患者が多いという。九州大学大学院歯学研究院教授・鮎川保則は「奥歯は他にも発音、瞬発力、記憶力にも関わる。若いうちから歯を失わないよう心がけることが大事」という。


キーワード
東北大学九州大学大学院認知症タンパク質誤嚥性肺炎アルツハイマー型認知症

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