最終処分場 満杯になるのは… 東京ごみ問題 ついに23区も有料化?

2024年9月17日放送 17:28 - 17:34 フジテレビ
イット! (ニュース)

東京23区でも検討されているごみの有料化。現在、東京湾にある廃棄物の最終処分場は794ヘクタールという広大なエリアで、家庭などから出たごみが焼却等の処理がされた後に埋め立て処分されている。東京23区のごみは1年間で約249万トン、戦艦大和39隻分になるという。船の航路を確保するためにこれ以上の拡張は難しく、約50年後には満杯になるという。千葉県・野田市では無料で年間120枚のごみ袋が支給されるが、121枚目からは40リットルのごみ袋1枚につき170円かかる。野田市民は紙を折りたたんでかさ増し防止などの工夫をしているというが、無料配布分では足りないとの声もある。野田市では家庭ゴミ有料化を導入してから、導入前の約半分までゴミの排出量が軽減された。東洋大学の山谷修作名誉教授によると、住民のごみの減量への関心や意識が高まることがごみ有料化のメリットという。23区のごみ有料化は検討中だが、ごみ袋の値段についてはこれからの問題だという。


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