ZIP! ZIP!特集
ドライフラワーとは自然の花や葉を乾燥させたもので水をあげるなどの手入れは必要なく、生花の見頃は約1週間だがドライフラワーだと半年から1年間楽しむことができる。そんなドライフラワーは今は自宅で作るのではなくお店で買う時代に。去年10月東京・銀座にオープンした『カロンドライフラワ ー 銀座店』の店内で最も目を引くのは壁一面に飾られた色鮮やかなドライフラワーで1束500円から購入できる手軽さも人気の理由だ。カラフルになった理由の1つ目は新鮮な花を加工する、2つ目は加工技術の向上とのこと。神奈川県横浜市にある『デリフラワー』はドライフラワー製造会社で、元々は生花の販売や加工を行っていたが2年前にドライフラワー製造事業に参入したそうだ。ドライフラワーの作り方を見せてもらうと、機械内を40~60度の風が循環するドライフラワー製造機の中に生花が吊るされていて自然乾燥だと数週間かかるがこの機械だと1日で作ることができる。また急速に乾かすことで色が鮮やかに残るとのこと。実はこの機械はもともとは干し芋やドライフルーツを作る食品乾燥機を改良したものだそうだ。