現場から、 「保守強硬継続」か「改革」か国民の選択は

2024年6月28日放送 11:34 - 11:38 TBS
ひるおび! JNN NEWS

ヘリコプター墜落事故によるライシ大統領の急死を受けて行われるイラン大統領選挙について。アフマディネジャド元大統領は2013年まで8年間大統領を務め、退任後はほぼ毎日市民と対話をしていて貧困層を中心に熱狂的支持者が多いという。在任中は強硬路線だったが、現体制には批判的とみられ有力候補の一人とみられていたが、事前審査で失格になった。事前審査を行う護憲評議会は、最高指導者・ハメネイ師の影響下にあるとされる。「反米」「中国、ロシアとの協力重視」という現体制に近い保守強硬派の立候補は複数認められたが、穏健派や改革派の有力者は次々と失格になったため、市民の不満が高まっている。護憲評議会・報道官は「立候補者がどういった政治的な立場をとっているのかは勘案しない。いかなる政治グループとの繋がりもない」と述べた。今、唯一の改革派の候補・ペゼシュキアン元保健相の躍進が注目されている。国際協調を訴え、欧米などとの対話に前向きな姿勢を強調している。知名度の低さが指摘されていたものの、選挙戦が進むにつれ、現体制に不満を抱く市民の支持を取り込んできた。まだ選挙権のない若者にも浸透しつつある。過半数を得た候補がいなければ来月上位2人による決選投票が行われる。


キーワード
アリー・ハーメネイーテヘラン(イラン)イラン大統領選挙エブラーヒーム・ライースィーTBS NEWS DIG 防災・ニュース by JNNマフムード・アフマディーネジャードマスウード・ペゼシュキヤーン

TVでた蔵 関連記事…

イラン大統領 初の記者会見 “敵視やめることが… (国際報道 2024/9/18 4:15

あすは (キャッチ!世界のトップニュース 2024/7/24 10:05

6日(土)のニュース (ワールドビジネスサテライト 2024/7/12 23:00

イラン大統領選挙 改革派勝利の背景と影響 (時論公論 2024/7/10 14:50

イラン大統領選挙 改革派勝利の背景と影響 (時論公論 2024/7/9 23:30

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.