盲導犬不足の中国 AI搭載「盲導犬ロボット」

2024年10月15日放送 4:16 - 4:20 TBS
TBS NEWS (ニュース)

中国で「盲導犬ロボット」が注目されている。中国の視覚障害者数は約1700万人に上るが、盲導犬は約300頭程度。育成には約400万円がかかるという。盲導犬ロボットには本物の盲導犬と同じ様に視覚障害者をサポートすることができる。上海交通大学・高峰教授は「現時点で外国にはこれより優れた6本足のロボットは見当たらない」とする。レーダーと2つのカメラで周辺の状況を把握、走ることも可能。視覚障害者が盲導犬ロボットのテストに参加。AIにより会話も可能で地図は事前にインプットしているという。信号機の色を識別、路上の段差でもバランスを崩さない。中国は依然として交通マナーに課題があり、盲導犬ロボットが反応しきれないケースも考えられるが利用者が増え、データが蓄積されれば安全性は高まるという。盲導犬訓練施設では現在80頭が訓練。資金不足でトレーナーを増員できず、1年半〜2年の訓練で実際に盲導犬になれるのが半分程度だという。中国盲導犬大連訓練基地・王藝霏さんは「共存の関係。助けを提供するためのもの」。盲導犬にしかできないこともある」とした。開発者は早ければ来年の実用化を目指すとしている。


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