サン!シャイン (ニュース)
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはアジア最大級の来場者数を誇る。パーク内ではクリスマスイベントが行われている。閉園後のUSJでは何が行われているのか、真夜中のUSJに密着。閉園後、仕事を終えたクルーたちがやって来たのは制服などの管理をしているワードローブフロア。パーク内で1日に選択するワードローブの数は最大で約5000点。クルーは交代制で24時間稼働。選択したワードローブはエリア別で管理。保管されている総数は約10万点。入社16年目のワードローブクルー一筋の奥田さんは、現在は制服の特徴もバッチリ把握。ユニバーサル・ワンダーランドのセサミストリートゾーンで働くクルーのワードローブには膝パッドが入っている。子どもと同じ目線で話すことを大切にしているクルーたちは膝をつくことが多いため改良されたという。補修もワードローブクルーの重要な仕事。クリスマス・マーケットでフードを販売するカートで、限定メニューの温度確認を行っていた。ゲストがフードの写真を撮ったあとも温かい状態で飲めるよう温度調整していた。フードサービス部の堀江さんは「USJにしかない食体験を体験してもらうことが我々の使命」等と話した。パーク内には夜勤クルーを支える施設もある。従業員用食堂のクルーカフェは、日中に加え午前1時~午前4時も営業。メニューは、ラーメンやカレーライスなどの他に、ボリューム満点のバリューセットが360円、USJらしい料理が並んだユニバセットも360円と手頃な価格で日替わりメニューも提供。メニューは約150種類もある。食堂は元々日中だけの営業だけだったが、真夜中に働くクルーにも食事を楽しんでほしいと、2年前から深夜営業も開始。さらに、イルミネーションにパーク内の28施設から出た廃油を再利用したバイオ燃料を使用。他にもアトラクション「ジョーズ」のボートなどにも活用される。イルミネーションの点検では、電球のチェックや電飾の配置バランスの確認をしていた。
