ウェークアップ (ニュース)
おととい5泊8日の外遊を終え、南米から帰国した石破総理。今回の外遊では、南米2か国で2つの国際会議(APEC首脳会議、G20サミット)に出席。これまで未知数とされてきた石破総理の外交力が注目された。各国の首脳とあいさつを交わし会談が行われたが、座ったままの握手には物議も。さまざまな難題を抱える中国・習近平国家主席との初顔合わせでは、両手で握手を交わすものの笑顔を見せず、目も合わせない。そして始まった首脳会談。真剣な表情で指摘した。外務省幹部は「収穫の多い会談だった」と、一定の成果が出たとの認識を示している。しかし、APEC首脳会議に参加した各国首脳がそろって記念撮影に臨む中、石破総理の姿がない。ことし9月に亡くなったペルー・フジモリ元大統領の墓を訪れた後、事故渋滞に巻き込まれ記念撮影に間に合わなかった。一方、G20後に模索していた米国・トランプ次期大統領との会談は見送りという結果に。トランプ氏は、見送りの理由として「各国から要望が殺到したこと」などを挙げた。