NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
衆参両院の議長はことし9月、各党から意見聴取を行った結果、女性皇族が結婚後も公室に残る案について「おおむね共通認識が得られた」などとする中間報告をまとめた。秋篠宮さまは先月の記者会見で、こうした議論をする際に当事者の意見を聴取する機会が必要と考えるかたずねられ、「該当する皇族は生身の人間」としたうえで、「影響を受ける皇族方を生活や仕事の面でサポートする区内庁の幹部は「その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、若しくは知っておく必要があるのではないかと思っている」と述べられた。これについて、宮内庁の西村長官は定例記者会見で「殿下のおっしゃったことはまさにそのとおり。区内庁の職員として、心しておかなければいけないことだと思う。十分お話を伺う機会はなかったと反省している」とした上で、「今後は率先してそうした機会を持つよう努力したい」という考えを示した。