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きょうは「防災の日」。政府は南海トラフ地震を想定した防災訓練を行った。和歌山県沖でM9.1の地震が発生し東海から九州で最大震度7観測との想定で行われ、防災服を着た石破首相や閣僚らが徒歩で総理官邸に集まった。訓練としての緊急災害対策本部会議が開かれ、石破首相はオンラインで被災した自治体に被害状況を確認した。その後さいたま市に移動し、首都圏9自治体が合同で行った防災訓練を視察した。防災に関してJA共済連は意識調査を実施し、「防災訓練は重要」と思っている人が88.4%の一方で、「3年以上防災訓練を行っていない」人は7割ほどにのぼった。日本の人口の半数以上にあたる約6500万人が「防災訓練休眠人口」であることがわかった。理由としては「訓練の開催に関する情報がない」「訓練の開催場所が分からない」などが多く挙げられた。
