モーサテ (ニュース)
アメリカ経済に暗雲が垂れ込める中、株式相場は持ちこたえるのか。試金石となる半導体大手・エヌビディアの決算がまもなく発表される。AI(人工知能)への期待から大きく上昇してきたアメリカの株式相場だが、バイテク大手によるAI投資が減速しているとする報道や中国・DeepSeekが注目されたことでラリーの継続に疑問符がつく状況。エヌビディアはAIへの需要をめぐる懸念を解消し、AIブームに再び火をつけられるのか、緊迫した空気が漂う中、26日の相場は小幅に下げて推移。債券市場は10年債利回りの低下が続き、逆イールドが発生。FRB(連邦準備制度理事会)が景気後退の兆候として重視していることから、経済に不安を強める一因となっている。為替の値動きを伝えた。