豊臣兄弟! 豊臣兄弟!紀行
京都府京都市にある大徳寺。鎌倉時代末期に創建された京都を代表する古刹の一つだ。天正10年秋、秀吉は信長の菩提を弔うため、大徳寺で大規模場葬儀を行った。秀長も警護の大将として参加し、約3万人の兵が守りを固めたという。大徳寺に数ある塔頭の一つ「総見院」は、秀吉が信長の供養のために建立した。葬儀の際、秀吉は信長の木像を2体作り、1体は総見院に安置し、もう1体は火葬された。香木で作られていたため。煙とともに立ち上る香りが一帯に広がったという。秀吉は葬儀を盛大に執り行うことで、自らが信長の遺志を継いでいくことを世の中に知らしめた。
