ニュースウオッチ9 (ニュース)
覚書の署名後、アメリカとイランの初めての協議が行われた。60日間の期限を設けて交渉し最終合意を目指すとしている。今後協議は進展するのか、焦点の1つがレバノン情勢。レバノンを含む戦闘の終結はアメリカとイランの覚書で合意されるもイスラエル軍とイランが支援するヒズボラの間で攻撃の応酬が続いている。イスラエルのネタニヤフ首相は21日、攻撃を続けることについて「レバノンに安全保障地帯を設置した」などとコメント。イラン側はアメリカが合意の履行を怠っているとしレバノンでのイスラエル軍の停戦違反を訴えている。ただトランプ大統領はSNSで「イランが支援するヒズボラを念頭に代理勢力を直ちに止めなければならない。そうしなければ先週と同じように、イランを激しく攻撃する」などと投稿。背景には覚書の内容が“アメリカ側が譲歩しすぎている”という国内からの批判が上がっていることもあると見られる。協議のあと仲介国のカタールとパキスタンは共同声明を発表し成果を強調。イランのアラグチ外相は22日イランの復興と開発の大規模な計画が開始されたとSNSに投稿し成果を強調した。
スイス中部より中継。トランプ大統領の投稿や発言で緊張が高まったというイラン側の発信もあったが、成果はあり協議を軌道に乗せることはできたのだと思う。バンス副大統領は先ほど記者団にホルムズ海峡が完全に開放された状態を維持するための衝突回避のメカニズムの構築などを成果として強調。ただホルムズ海峡の対応や停戦の徹底は覚書に盛り込まれていたことでもあり、合意が順調に進んでいくのかはイラン側の反応も見ていく必要がある。
今日の東京株式市場はイラン情勢を巡る協議で進展があったという見方から日経平均株価は終値として最高値を更新。一部で流通の偏りや目詰まりがあると指摘されている塗料用シンナーにも動き。経済産業省はメーカーから直接販売する仕組みを整備し、あすから注文の受け付けを始める。購入できるのは国土交通省に相談を寄せた自動車整備業者や工務店などで実際に供給の偏りや目詰まりが確認されたケースに限る。金子国土交通大臣は「供給の方よりや流通の目詰まり解消に向け省を挙げて全力で取り組んでいく」などとコメント。きょうの衆議院予算委員会で高市総理大臣は、ホルムズ海峡での自衛隊の対応を巡り、あくまでも一般論として遺棄された機雷などを除去することは可能だが現時点で自衛隊の派遣は何ら決まっていないと述べた。
