ひるおび (ニュース)
一昨日、自民党、公明党、国民民主党の3党の幹事長が会談を行い、3党合意した。国民民主党・榛葉賀津也幹事長は103万円の壁は178万円を目指して来年からやると。これは大きな希望だと思う。この合意をもって我々は予算に賛成をしたいとした。この会談で国民民主党からは「年収の壁」「ガソリン税」に対する自公の考え方を明確にした覚書を求める。納得できる内容でなければ補正予算に賛成しないというリクエストをした。最初の協議で自民党・森山裕幹事長は、大幅な税収減を懸念して、曖昧な表現のまま決着を図ろうとしたが、国民民主党・榛葉幹事長は178万円を明記するべきだと突き返し、最初の協議は物別れに終わった。協議終了後、森山幹事長は「震度9か10だ」と衝撃の大きさを言い表し、自公は要求を持ち帰って協議することにした。その3時間後に2回目の協議が行われ、急転直下で3党合意となった。合意書には「いわゆる『103万円の壁』は国民民主党の主張する178万円を目指して来年から引き上げる」また「いわゆる『ガソリンの暫定税率』は廃止する」と2点について書かれている。この合意書のポイントとして田崎氏は「目指して」という表現は気になると指摘し、これから何年かかけて緩和を続けることになるのではないかと話したうえで、財源については130万円前後であれば国債を発行せずに対応可能だが、これ以上緩和を行うと赤字国債を出す必要があると見られると指摘。