親子が笑顔になる「ずるい子育て」 親野智可等

2025年10月25日放送 4:58 - 5:16 フジテレビ
テレビ寺子屋 (テレビ寺子屋)

教育評論家である親野智可等が【親子が笑顔になる「ずるい子育て」】をテーマに講演を実施。親野は子育ての効率とは大変な割に結果がイマイチなものが多かったが、これからは楽で楽しくて結果も良い子育てを目指してほしいなどと前置きした。親野は「しつけようとしすぎない、マナーは自然と親レベルになる」とし、親子関係を第一にし、子どもは大好きな人物を自然と真似するようになっており、親子関係が良ければ手放しでも親レベルになるなどと伝えた。親野は「聞く耳を持たない子にはこの質問を」として、子どもには質問して自分で決めさせることが大切であり、子どもも大人も自分の選択肢が正しかったと証明したいと無意識に思うもので、一方的に命じるのではなく選択肢を与えることが効率の良さに繋がるなどと説いた。
親野は「家族でのおしゃべりは時間の無駄じゃない」とし、子どもは両親の話をたくさん聞くことで言語能力が向上し、すべての科目で学力向上につながっていくもので、話は楽しければ楽しいほどにその効果も高まっていくなどと伝えた。親野は「子どもにやる気がない? ただの方向性の食い違いかも」とし、我が子であっても大枠では他人であり、他人にやる気を出させることは果たして可能かも不明で不効率なことであり、両親にしてみればやる気がなくとも、子どもはやる気を出している物事があるもので、子ども自ら抱いたやる気を大切にすることで自己肯定感も高まり、応援することで親子関係も良好になり、主体性も育っていくなどと説いた。
親野は「目指すのは子どもが勝手に幸せになっていくこと」とし、神戸大学と同志社大学の共同研究で大人たちがどのようなことで幸福に感じているのか研究し、高学歴で幸せを感じる大人は非常に少なく、高収入でも思った以上に少ないことが判明し、顕著に高かったのは自己決定の度合いで学生時代にやりたい部活や習い事ができたか、望んだ就職先に就けたかなど自己決定の回数が多い人ほど幸福度が高かったなどと明かした。親野は誰もが羨むエリート人生を歩んでいた男性が30代半ばで自分は本当にやりたいことをやって来たのかと人生を振り返り、大企業を辞めてやりたかったNPOを始めたと一つの事例を伝え、人生が上手くいっていても自己決定でない道ならば幸福度は低く、場合によっては親のせいだと親子関係が悪化することもあるため、子どもが勝手に幸せになる効率のいい子育てを目指してほしいなどと話した。


キーワード
同志社大学神戸大学

TVでた蔵 関連記事…

Q359 まだ注目されてない今後流行りそうな「聖… (誰でも考えたくなる「正解の無いクイズ」 2025/10/21 17:30

このあと高市新内閣発足へ 女性初 第104代総理… (Nスタ 2025/10/21 15:49

高市氏 女性初の総理に (Nスタ 2025/10/21 15:49

“女性初”高市氏「第104代首相」に (情報ライブ ミヤネ屋 2025/10/21 13:55

Q357 「ありがた迷惑」を説明するのに最も伝わ… (誰でも考えたくなる「正解の無いクイズ」 2025/10/15 17:30

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.