認知症の人が“働ける場” 社会貢献が日々の活力に

2024年11月29日放送 16:24 - 16:28 TBS
Nスタ (ニュース)

神奈川・相模原市在住の田頭登さん、3年前、認知症と診断される。自宅には手書きのメモ。普段デイサービスに通っている。介護スタッフと一緒にチラシのポスティングを行っていた。BLG相模原は地域のお店などから依頼を受けて利用者がボランティアを行う。一部には謝礼が支払われ、参加した人が仕事量に応じた金額を受け取れる。妻は「行きだして調子がいい。元気になった」。ボランティアが日々の活力につながっているという。デイサービスの利用者が訪れたのは薬局。週1回、清掃や洗車を任されている。横手さんは「役に立っているのが幸せ。仕事があるって幸せだなと思える」。今日開催の政府の推進本部では「認知症の人の社会参加の機会確保」が盛り込まれた基本計画をまとめる。一方でデイサービスの責任者は認知症への誤解もり活躍できる場は少ないという。BLG相模原・社会福祉士・伊藤知晃さんは「色んなことができるんだと理解してもらう」。正しい理解と生きがいをもって暮らせる環境作りが求められている。


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