みみより!解説 (みみより!解説)
来月1日から遺言書の一部デジタル化がスタートする。遺言書は現在主に2種類あり、一つは専門家に作成してもらう公正証書遺言、もう一つは自分で書く自筆証書遺言。公正証書遺言は手数料がかかるが公証人が作成し保管もしてくれる。一方、自筆証書遺言は無料だが不備があると無効とされることもある。今回、公正証書遺言が来月1日から全国で順次デジタル化が始まる。自筆証書遺言もデジタル化の検討が行われている。また、自筆証書遺言は自宅などで見つけてもすぐに開封できず、家庭裁判所の「検認」という手続きが必要。