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万博開幕までの課題について。先月会場でガスの引火事故があった。その件について吉村知事は「原因は調査しているが、火が生じる工事のエリアについては今は一時ストップしている状態。工事の安全を最優先に進めている」などと延べた。また、自国で建設を賄うタイプAの事業者が決まっていないところも3割ほどある。吉村知事は「自国で難しいというところには別のタイプの受け皿も用意している。開幕には問題なく間に合うと思っている」などと延べた。費用について、平田氏は「費用がどういう内訳なのかはブラックボックスの状態。不透明なところが風当たりの部分に繋がっていたのではないか」と指摘。これに対し吉村知事は「税が投入されていることから透明性が大切。万博の協会の中に財務最高責任者を新たに設置し、第三者の専門家が監視する体制も整えたため、三度目の増額はないように管理をする。コストもかかるが3兆円の経済効果があるため、良い所を引き出しコストは管理していく」などと答えた。
万博開幕までの課題について。小西氏は「万博の機運が低迷している要因の1つは納税者としての納得感が得られていないのに協会が真摯に回答してこなかったことも1つだと思っている。第三者の委員会で監視して説明していく姿勢を見せて欲しい」などと話した。アンケートを行ったところ、全国・大阪府共に来場意向度が低下している。吉村知事はこれについて「どういった万博が行われるのか、中身についてもこれから説明していく。世界の課題を解決するために160カ国が集まり、最新技術を持ち寄る、大きな意味での意義を積極的に発信して機運を盛り上げていきたい。この1年が勝負になると思う」などと話した。大屋根リングの今後については「最終的には大阪府市でどうするか絵姿を示す。一部でもこの場所でこういった形が残ってレガシーとなった方が良いのではないかと思っている」などとした。