列島ニュース (仙台局 昼のニュース)
飲食店で食べ残しなどを分別してもらいリサイクル施設で発電用のメタンガスなどに再利用する取り組みが仙台市で始まった。仙台市中心部の繁華街にある飲食店50店舗余りが参加しているこの取り組み。食べ残しや調理の際に出た食材の切れ端などを生ごみとして専用の袋やボックスに分別してもらい業者が集める。仙台市は2030年度までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする取り組みを先行して進めるモデル地域に国から選定されている。今回の取り組みはその一環として始まった。収集された生ごみは市内にあるリサイクル施設に搬入される。発酵させてメタンガスにし発電に使うほか、リサイクルの過程で出た残りかすも農業用の肥料として利用するという。