あさイチ プレミアムトーク
今日のゲストは麻生久美子さん。華大の2人は麻生さんとCMで共演した経験がある。機動捜査隊を演じて注目を集めた「MIU404」はSNSで世界トレンド1位を獲得。映画「翔んで埼玉」やドラマ「オリバーな犬、(Gosh！！)このヤロウ」にも出演した。オリバーな犬は、オダギリジョーさんが監督・脚本・出演を務めたことでも話題になった。麻生さんとオダギリさんは18年になる盟友。麻生さんの最新作は「冬の終り」を元に誕生したドラマ。プライベートでは2人の子どものお母さん。家族でキャンプにハマっている。
キャンプは友達家族に連れて行ってもらったのがきっかけでハマった。外で寝たのがすごく気持ちよかったという。本格的にキャンプするそうで、写真を公開した。麻生さんお気に入りのキャンプグッズは、ホットサンドメーカー。キャンプ場でも朝にコーヒーが飲めるように道具を用意している。プライベートで仲の良い宮崎あおいさんは、「手料理を振る舞ってもらい美味しいご飯ばかりで一時期入り浸っていました。いつも私の空腹を満たしてくれてありがとうございました」とコメントしている。また、「オリバーな犬」が面白すぎてすぐに麻生さんに連絡したと明かしていた。この作品で、麻生さんはクセの強い役を作り上げた。脚本から発想をふくらまさせて印象に残るキャラクターを完成させた。オダギリさんは麻生さんの演出に特別な思いで臨んだ。麻生さんの面白さを引き出したいと考え、麻生さんを入れるところから始まってあて書きした。麻生さんは、一度クビになって再びキャスティングされたと明かした。ドラマ「時効警察」で初共演した。オダギリさんは、麻生さんを入れると時効警察色が強すぎてよくない思いが出て、「降りてもらうしかない」と言ってしまったと語っている。
麻生さんは来年デビュー30年を迎える。高校1年生のときには週刊漫画誌の全国女子高生制服コレクションでグランプリに輝いた。当時、将来は西田ひかるさんに憧れアイドル歌手になりたかったが、歌手のいない事務所に所属したためアイドルの道がなかったという。17歳で映画デビューしてからは1年に1本映画出演し、20歳で「カンゾー先生」で大きく注目された。25歳のときに自分の芝居が好きでなく自信をなく引退も考えていた。28歳でドラマ「時効警察」で転機を迎えた。共演したオダギリさんが麻生さんを推薦してキャスティングされ、コメディーでたくさんの課題を見つけ、コメディーに自分の可能性を感じた。オダギリさんは、共演は麻生さん以外考えられなかったと振り返った。麻生さんはオダギリさんがあんなに話しやすい人だと思っていなかったと語った。
麻生さんの最新作は、松任谷由実さんの曲「冬の終り」にインスピレーションを得て制作された。1992年に発表された曲で、もう戻れない学生時代の友人との関係を振り返る曲。麻生さんは、コミュニケーションを取るのは好きだが、言葉のチョイスがこれで良かったのか気にしてしまうところがあり、コミュニケーションが苦手な主人公に共感しながら演じた。
このドラマ「ユーミンストーリーズ」の箱田優子監督とは7年前にCMで一緒に仕事をしていた。箱田さんは麻生さんについて、関わるみんなを笑顔にする人の形をしたパワースポットで、常に現場を楽しむ能力に長けていて現場の空気が柔らかくなっていくと評している。麻生さんは箱田監督について、なかなかカットをかけないことが多く、役者がどういう芝居を続けるのかを楽しみにしているようだと話した。撮影中のスタッフは、撮影に利用したスーパーで撮影の合間に浅田美代子さんと麻生さんが爆買いしていたと証言している。ドラマは3月4日に放送。視聴者からは宮崎あおいさんもお気に入りの手料理のレパートリーについて質問があり、麻生さんは春巻きやハンバーグなどと答えた。