家、ついて行ってイイですか? キャラが強すぎる名物家主の近況報告会SP
練馬駅前で出会ったのはガードマンとして働く嶋崎さん(66)。消費者金融で5万円を借りようとしたが、ATMが閉鎖されていて借りることができなかった。お金が必要な理由を聞くとロマンス詐欺だったが、全部疑ったら何もできないと語った。タクシー代を支払うかわりに家までついて行った。推定距離8.4km、料金は3,500円だった。よる10時15分に帰宅。玄関の扉にはウィンドチャイムがあり、魔法使いの音と語った。築34年の1K(ロフト付き)で家賃は55,000円。ロフトには工具箱が置いてあった。若い頃はメカニックで結婚したが、子どもができなかったという。クイズで使うような◯✕ボタンがあったので、大きな借金をしたことがある?と質問すると◯だった。100万以上200万未満の借金で既に返したという。嶋崎さんがベタ惚れしていたカロリーナさんはYouTubeチャンネル登録者数870万人、Facebookフォロワー1,223万人の路上バイオリニストで詐欺ではなく推し活だった。3ヵ月後に再び取材すると、カロリーナへの熱は冷めていた。オリジナル楽器を作っていて、アコースティックギターの音色をエレキギターにする機械やエレキカリンバの音色を聴かせてくれた。新たな楽器を夜に生み出すことが今の夢だという。
