NHK国際放送番組審議会 (NHK国際放送番組審議会)
第737回NHK国際放送番組審議会は7月21日に9人の委員が出席して開かれた。審議会ではFRONTRUNNERS「Yabusame Horseback Archer Kamimura Ayuko」について意見交換を行った。この番組では各分野の第一線で活躍するプロフェッショナルの仕事や情熱、未来への挑戦を紹介している。今回は流鏑馬を誰でも参加できるスポーツへと広げている、青森県十和田市の騎手・ 上村鮎子さんを取材した。委員からは日本の伝統文化を性別や国籍を超えて、より幅広い人々に開いていこうとする前向きな取り組みをわかりやすく描いていた。伝統を時代に合わせて発展させることの意義を、日本と海外双方に向けて伝えていたという意見や、上村さんが反発を受けながらも流鏑馬を誰でもが参加できるスポーツとして、普及させていく過程の苦しみを率直に語っていた。その障壁を乗り越えて前へ進む姿は、世界各地の多くの女性にとって大きな励みになると思ったといった意見、桜の下の疾走は非常に綺麗だと思った。カメラワークが素晴らしく、馬上からの映像が新鮮で凄く印象的だったといった意見があった。一方で神事としての流鏑馬の成り立ちや内容について、軽く触れられていたもののもう少しスポーツ流鏑馬との違いなどを明確に示してくれると、さらに理解が深まったと感じたといった意見があった。
