ドキュメント72時間 名古屋 ラーメン屋台の冬物語
大須観音近くの下町の商店街を抜けた路地裏にその屋台はある。夕方から撮影開始。すでにお客さんが何人もいた。3人のお客さんがやってきた。「屋台のラーメン、見かけなくなったよな」と思った24歳の息子さんの提案で、家族で来たという。屋台の脇に座っている男性に声をかけた。すぐ近くに住んでいるという45歳の男性。家から持参した丼にラーメンを入れてもらっていた。続いて51歳の会社員の男性に声をかけた。子どもの頃の夜鳴きそばの思い出を語ってくれた。この男性の隣りに座っていた23歳の男性は、きょうが初めての来店で、屋台への親しみもない。しかし、感想は「うまい」で同じだった。続いてラーメン店巡りが趣味という母親と息子さんが来店。息子さんは番組スタッフと同じ28歳だった。続いてベトナム人留学生とその友人たちが来店。いつも店主に缶コーヒーを差し入れてくれるという。続いて、近所で1人暮らしをしているという84歳の男性。昔は鉄塔の工事などをしていたという。夜10時半、お店に近づきながら注文をする男性がいた。一杯引っ掛けてきたという47歳の男性は塗装業をしており、週に2~3回は訪れるという。最近、ラーメンをあてに日本酒を飲むということを覚えたとのこと。夜11時、屋台は閉店時間を迎えた。屋台を近くの置き場に運んで、一日が終わる。