ドキュメント72時間 名古屋 ラーメン屋台の冬物語
撮影2日目。午前10時過ぎ、屋台が運ばれてきた。店主がここで屋台を始めてからまだ3年ほど。それ以前は中華料理店を営んできたが、テナントビルの都合で閉店することになった。時代劇で見た屋台への憧れから、ラーメン屋台を始めることを決意した。昼12時、開店時間を迎えた。早速、スーツ姿の男性が来店。店主になにか手渡していた。出張や遊びで出かけた際は、お世話になっている店主のためにお土産を買ってくるのだという。続いてやってきた男性は、風呂敷を広げ始めた。ラーメンだけじゃお腹がいっぱいにならないので、持参したおにぎりやミカンを取り出して食べるのだという。昼の営業は午後2時に終了し、午後5時に再開する。6時過ぎ、スープを飲み干す1人の女性がいた。店主はお昼にもらったお土産を女性におすそ分けした。女性は店主が中華料理店を経営していた頃にアルバイトをしていたのだという。続いて、1月に関西から転勤してきた男性のお客さん。3人の子どもを残し、単身赴任できているという。続いて今回が3回目くらいの来店という男女2人組のお客さん。直後に、もう1組の男女のお客さんが来店した。2組はすぐに打ち解けた。
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