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17日、中国が軍事的な圧力を強める台湾では、台湾企業などが開発した無人艇を展示する催しが開かれた。台湾国防部は中国の圧倒的な軍事力に対し、安価で機動性の高い装備で攻撃を食い止める「非対称戦」を掲げ、無人艇や無人機の開発に力を入れている。催しでは台湾企業3社がそれぞれ開発した無人艇を実際に会場で試験航行させた。このうち「雷虎科技」が開発した無人艇は全長8m、幅2mで最高速度は時速100キロ以上に達する。また1300~1500キロの爆薬や装備を搭載可能。主催した中山科学研究院・李世強院長は「最も質の高い無人艇を軍に使わせることでより大きな抑止効果をもたらす」としている。