70歳迎え描く未来像は?ジャッキーが語る 映画人生/変化してきた 撮影現場/危険な撮影にも妥協せず/世界に誇る 記録や栄誉も/多くのスターが世界へ 香港映画界 苦境の現状

2024年6月14日放送 12:49 - 12:55 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル ワールドニュースペクター

TVプロデューサー・デーブスペクターが、ジャッキーチェンにインタビュー。「年齢とどう向き合っている?」という質問に対し、ジャッキーは「今はそんなに多くのスタントはできない」と答えた。時代の変化については「今の撮影現場には、最低でも400人いる。以前は20人いれば映画は作れた。多すぎるのは良くない」と話した。2012年(当時58歳)、ジャッキーは2つのギネス世界記録(「存命の俳優で最も多くのスタントをこなした人物」と「1本の映画で最も多くの役割を果たした人物」)に認定された。2016年(当時62歳)、アカデミー名誉賞を受賞した。「ライド・オン」(配給:ツイン)は絶賛公開中。ブルースリーやジャッキーチェンを輩出した香港映画界について。日本経済新聞電子版によると、1年間に公開された香港映画の本数は、2000年を境に右肩下がり。2020年に公開されたのは34本。200本近くあったピーク時に比べ、大きく減少している。理由の1つに挙げられているのが、香港映画の有力輸出先だった韓国やタイで、自国の映画産業が成長し、需要が落ち込んだこと。さらに香港映画界に影を落としたのが、1997年に香港の主権が英国から中国に返還されて以降の変化。2020年6月、香港国家安全維持法が施行された。さらに2021年10月、香港議会で映画の検閲を強化する条例が可決された。TVプロデューサー・デーブスペクターは「香港から厳しくなったので移住してイギリスやカナダなどに多くの人が行ってる」などと話している。


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