JR北海道赤字区間で検討“上下分離”とは/上下分離方式自治体の負担増?懸念の声も/只見線豪雨で被災“上下分離”で奇跡の復活/近江鉄道“上下分離”で黒字地域密着の戦略/“再生請負人”に聞くローカル線復活の処方箋/夜行列車国鉄カラーローカル線再建へ工夫/大井川鐵道観光列車化で新料金狙いは

2026年5月4日放送 8:47 - 9:28 テレビ朝日
羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)

視聴者からLINEで質問・意見を募集している。パネルコーナーはTVer・ABEMAで配信中。
JR北海道は先月留萠本線を廃止した。8年間で赤字5区間を廃止する。また、単独で維持困難とする黄線区は8区間あり赤字の総額は約148億円。JR北海道は沿線自治体と協議を始めることを発表し、主な経営改善策は上下分離方式の検討。上下分離方式とは運行とインフラを別主体が管理する仕組みで、鉄道会社は維持管理がなくなるので負担が減る。上下分離方式をめぐり自治体から懸念の声が出ている。専門家は「浮いた分を経営改善に回せるかどうかが重要」と話した。
JR只見線55年前に全線開通するもJR東日本路線別利用状況ワースト2位。追い打ちをかけたのは2011年の豪雨で復旧費用は約81億円。復旧費用のうち県と17市町村が3分の2を負担。2022年上下分離方式で復活し11年ぶりに全線再開した。総事業費は10年間で67億円で、2025年度から国の補助金を活用し負担は年間約4億円。近江鉄道は2024年上下分離方式に移行。鉄道活用を盛り上げるため2022年全線無料デイを実施。2025年度6800万円の黒字。
専門家はローカル鉄道再生請負人と呼ばれている。えちごトキめき鉄道社長就任直後直江津駅に自習室を設置し1日あたり利用客約1万1000人で6割が中学生や高校生。2019年年末に夜行列車を実施。チケット販売前には社内から不安の声があったが販売すると数分で売り切れた。2021年JRから古い車両を購入し国鉄カラーに塗装し観光列車化した。専門家は「鉄道だけを考えるのではなく観光客の誘致など地域経済のトータルで考えることが大事」と話した。
大井川鐵道は秘境駅が多くトーマス列車など人気。井川線は6月から観光列車化する。沿線の川根本町の住民に対しては2年間1000円で乗り放題のフリーパスを販売予定。しかし、地域住民の移動手段としての需要は低い。専門家は「観光の町としての地域の将来を一緒に作っていけると考える」と話した。


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