モーサテ (経済情報)
マキシム・グループの久野誠太郎さんに話を聞く。セールスフォースの株価が5%の大幅安。セールスフォースの5-7月期決算の売上高は102億ドルで前年比10%増。1株利益も予想を上回った。8-10月期の見通しは売上高が予想を下回りAI戦略の収益化は依然として軌道にのっていないことが嫌気された。企業向けIT管理ソフトを手掛ける企業にとってはAIが逆風になっている。追い風になっている分野はデータ管理ソフト、モンゴDBやスノーフレークが好決算を発表した。モンゴDBの5-7月期決算の売上高は前年比24%増、通期売上高見通しも引き上げた。スノーフレークの5-7月期決算の売上高は前年比32%増、通期製品売上高見通しも引き上げた。AIの進展に伴いデータ管理ソフトウエア企業は好調な業績が見込まれる一方、AIに取って代わられることで成長の減速が懸念されるビジネス関連ソフト企業と明暗が分かれる展開。
