- 出演者
- 鈴木奈穂子 八田知大 博多大吉（博多華丸・大吉） 博多華丸（博多華丸・大吉） 駒村多恵 小野文明 青木さやか 松尾諭
オープニングの挨拶。朝ドラのタイトル「ブギウギ」のイントネーションを確認した。今日のゲストは青木さやかさんと松尾諭さん。
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- 連続テレビ小説 ブギウギ
本日はマンションについて特集。現在、購入したマンションに住む人は推計で1500万人いると言われる。全国のマンションの34.8％で修繕費用が足りていない。番組では管理や先行きを探るチェックシートも作成した。
青木さやかさんは築23年のマンションを購入している。2022年時点で築40年以上のマンションは125万戸あり、2032年には倍増すると見込まれる。人手からお金まで様々なお悩みが番組に寄せられている。分譲マンションは買った後に管理組合が作られ、住人から管理費と修繕積立金が集められる。修繕積立金は計画に比べて不足しているところが34.8％ある。
熊本市の築51年のマンションを取材した。管理組合理事長の古川憲生さんは、壁の劣化に水漏れなどマンションのあちこちの老朽化が深刻だと話す。必要な費用は5000万円だが、マンションの財政は1500万ぐらいのため、根本的な対応はできない。住民の高齢化により、修繕積立金の値上げは住民の同意が得られない。住民同士で話し合う機会はほとんどない。
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- 熊本市（熊本）
築年数が経過したマンションは、建物と住民の高齢化という2つの老いに直面している。マンション管理に詳しい大野稚佳子さんは、どのようなマンションでもこのような状況になる可能性があるとしている。自身のマンションは大丈夫かどうか確認するチェックシートを紹介。「管理会社がやっているから大丈夫」と思っていても、管理会社も営利企業であることから撤退する可能性もあり、主体はあくまで管理組合。行き詰まっているマンションは、総会の出席者が少ない。青木さんはチェックリストのうち2つ当てはまった。4つ以上当てはまると要注意。松尾さんは5つぐらいあるかもしれないと話した。
番組は40代のアキさんに話を聞いた。アキさんは結婚を機に中古マンションを購入。築40年で、建て替えの話も聞いていたが、話が進んでいないのが現状。高齢の住民には反対意見もあり、住んで初めて建て替えが進まない状況を知った。現在の制度では、建て替えには5分の4以上の賛成が必要になる。
中古マンションを購入する際に見ておくべきチェックポイントは、共用部分、掲示板の文書、修繕や積立金の情報。掲示板は、マナー違反の注意喚起の紙がたくさん貼られている、年月の古いものが貼られているなどのポイントを見ると良い。将来に備えておくために鍵になるのは、長期修繕計画と修繕積立金の収支計画。
北九州市の大規模マンションの例を紹介。5階建ては10棟、戸数は388戸ある。40年前に分譲。住人の7割が高齢者となっている。組合の大きな収入源となっているのが駐車場で、車を手放す人が増えると利用料が入らなくなる。敷地内には600台分の駐車場があり、毎月240万円が入る。そこで、若い世帯に向けた投資で収入を維持することを組合は考えた。1億円を投じて給水管などの設備を更新し、組合が管理している公園の設備を進め、40年ぶりに遊具を更新することにした。こうした組合の活動は若い世帯にも好評。さらに、管理組合ではメンバーの若返りも進めている。この春42歳の男性が理事長になった。
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- 北九州市（福岡）
マンションの管理組合は住民で組織され、マンションや組合によって有償と無償どちらの場合もある。高齢化が進み空き部屋が増えると、活発な議論や課題解決が滞るケースが多く見られる。都内のマンションでは、ペットをOKにして若い世帯が入居するようになった。
先月、静岡・三島で各地の管理組合の役員が集まるセミナーが行われた。最も多く上がった悩みが、管理組合の担い手不足。こうした声に、管理士がポイントとして挙げたのは「ルールを見直す」ことだった。大規模修繕のコストも問題で、数社から見積もりを取ったという話が出て、経験の共有からヒントを見つける人も多くいた。埼玉・和光では、マンション見学会が開かれた。大規模修繕を控えた管理組合のメンバーが集まり、修繕コストを抑えることができたマンションを見学した。ポイントは、状態を見て必要性を精査すること。
建物診断の主な項目は、屋上防水、塗装、廊下、外壁・タイル、バルコニー、階段など。状態をチェックして修繕時期の目安にすると良い。管理組合のなり手不足の対策例として、役員の条件を拡大したり、定数を減らしたりする方法などがある。第三者に管理してもらう場合、住民が総会に出席することも重要。
日銀は先程、短観を発表した。大企業の製造業の景気判断を示す指数は、+9ポイントと前回を4ポイント上回り2期連続で改善した。
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- 全国企業短期経済観測調査日本銀行
エンジェルスの大谷翔平選手がホームラン44本でアメリカン・リーグのホームラン王のタイトルを獲得した。日本選手として初の快挙。バッター主要3部門でのタイトル獲得は、日本選手では2004年のイチローさん以来となる。
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- イチローロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平
大谷翔平選手のホームラン王獲得の快挙を称える声が届いている。鈴木誠也選手は、「歴史を変えた選手。日本選手でもおおいうところに行けると翔平が示してくれた」と話した。カブレーラ選手は「彼は別の惑星から来た人。信じられないものだったし最高だった」と話した。大谷選手は出塁率と長打率も自己最高を記録した。
四谷大塚の講師が教え子の女子児童を盗撮したなどとして逮捕された事件で、同じ校舎に勤務していた同僚の男の講師と共謀し、別の女子児童の性的な画像を撮影していたとして警視庁が2人を逮捕していたことが分かった。
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気象情報を伝えた。
番組前半で紹介したチェックシートを再度紹介した。今一度みたい場合はNHKプラスで見られる。数年前に管理会社と契約することになり、月数千円だったものが2万円に上ったといった視聴者からの声も寄せられた。総会は委任状でも出席とカウントされる。マンションの寿命は数十年で、最近のコンクリートの建物は100年近く持つものもある。築60年で建て替えるケースはよくある。
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北海道・旭川市の築27年の分譲マンションは、60世帯が暮らす。12年前に大規模修繕を行った。修繕に向けて月1万5000円ほどを集めてきたが、去年準備を始めたのが解体費用。管理組合理事長の佐々木允さんは住民と解体時期の見込みを共有した。しかし、解体費用は新たな負担にはなっていない。毎月の修繕積立金から2000円を解体費用に充てることにした。また、支出を減らす努力をしている。管理人や清掃員を管理組合で直接雇い、経費を抑えている。
分譲マンションは最後もお金がかかってくるため、そのお金をどうするかは早めに決めておく必要がある。マンションに寿命がきたら、解体または建て替えになる。建て替えを視野に入れる管理組合もあるが、現状は厳しく、2023年3月までの累計でマンション建替え件数は282件しかない。分譲マンションの利点は、セキュリティに優れていること、内装を自分好みに変えられること、賃貸に比べて設備のグレードが高いこと、資産になること。「みんなでプラス」のホームページには質問と解答・解説が掲載されている。
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