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2024年のあらゆるコンテンツを語り尽くす番組。今回集合したのは昨年大活躍した作り手&コンテンツをたっぷり味わった目利き。
大島育宙の超個人的コンテンツアワード5選を紹介。配信ドラマ「地面師たち」をあげ、流行語大賞が「もうええでしょう」じゃなかったことに怒っている。ハネ方のレベルが日本の配信ドラマでは歴史上トップ級。1週間で3回見ちゃったと話した。
続いて、宇垣美里の超個人的コンテンツアワード5選を紹介。連続テレビ小説「虎に翼」をあげ、見ていてずっと安心できた。価値観が合わないということが本当になかった。誰も置いてけぼりにしない。物語の障壁が今につながっている。明日菜子は社会学とかフェミニズムとかを日常の朝に溶け込ませたことが偉大な功績だと話した。
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- 連続テレビ小説 虎に翼
続いて、明日菜子の超個人的コンテンツアワード5選を紹介。映画「帰ってきた あぶない刑事」をあげ、本当にスゴイところは定年退職を迎えたタカとユージが一緒に暮らしている。結婚という選択肢を選び取らなかったシニア男性の物語というのが斬新だと話した。
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- 帰ってきた あぶない刑事
続いて、TaiTanの超個人的コンテンツアワード5選を紹介。様々なコンテンツがある中、どのようにして時間を確保しているのかについて、気になる作品のリンクを友だちにLINEで送ると、後日会った際に感想を教えてくれ、リマインダー機能になると明かした。おすすめコンテンツに映画「ルックバック」をあげ、60分っていう尺の発明もすごく見やすい。大島育宙は適正尺はすごく大事。明日菜子は河合優実さんがここでもすごかった。さらにTaiTanは河合優実の主演映画「ナミビアの砂漠」をあげ、男性側、女性側の視点で違ってくる。面白いことは確定しているのに咀嚼しきれないと話した。
続いては2024年の話題作などを手掛けた作り手たちが集結。田中良樹の超個人的コンテンツアワード5選を紹介。バラエティ「それSnow Manにやらせて下さい」をあげ、キッズとかティーンなど若年層を狙いにいくのが環境としてすごく難しい。配信番組「ボーイフレンド」についてはやられたって意味では一番。カップル成立だけがゴールじゃないと話した。
続いて、吉田恵里香の超個人的コンテンツアワード5選を紹介。漫画「君と宇宙を歩くために」をあげ、テーマに対して重くない。読む人を選ばない作品だと話した。
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- 君と宇宙を歩くために
続いて、麻布競馬場の超個人的コンテンツアワード5選を紹介。ドキュメンタリー「ザ・ノンフィクション 結婚したい彼と彼女の場合 ~令和の婚活漂流記2024~」をあげ、いろんな現代社会のみんなが見て見ぬふりしている問題が婚活という舞台にはすごくよく浮き出てくる。時代の「影」が濃密に映り込んでいると話した。
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- ザ・ノンフィクション令和元年の人生ゲーム
続いて、山中瑶子の超個人的コンテンツアワード5選を紹介。映画「チャレンジャーズ」をあげ、どうしようもできないくらい面白かった。自分で映画を見るときも共感したくて映画を見ているわけじゃない。作る時のマインドとしては一丸となってやらないと話した。
続いて、ヒコロヒーの超個人的コンテンツアワード5選を紹介。ドキュメンタリー「NHKスペシャル “正義”はどこに ~ガザ攻撃1年 先鋭化するイスラエル~」をあげ、興味を持って前のめりで見るほうじゃないが翻弄される人生、いろんな角度からものを作っているところが良かったと話した。
TaiTanはYouTubeチャンネル「ReHacQ(リハック)」の斎藤幸平と村上隆の対談動画をあげ、全編通して全く噛み合ってなくてめちゃくちゃ気まずいんだけど、その様が面白い。またコンテンツよりもアテンションの方が強くなってきているから「知っている」という状況を作れた人間が強すぎると話した。
社会が求めるコンテンツと自分が作りたいコンテンツにズレはある?について、麻布競馬場は世間的に大傑作と言われている作品のネットについてる星1コメントをチェックしている。また冷笑系のコンテンツが拒否反応を招く時代になっている。田中良樹はとにかく資料率が取れるものという脳みそで作っている。作品を作っているっていう感覚は持たないようにしている。山中瑶子は少数派の人が心打たれるようなものを作りたい。吉田恵里香は自分が作りたいものと社会が求めるものをギュッとしようと考える。全部取りは無理だが、エンタメのチームとしてやっていると話した。
明日菜子はWEBコラム「おつむの良い子は長居しない 第12回」(高嶋政伸 著)をあげ、本当に素晴らしかったと絶賛。そこにはヌードや性的な描写のあるときに俳優の心身の安全を守りながら監督の演出意図をくみ取り調整する専門職「インティマシーコーディネーター」について綴られていた。インティマシーコーディネーターの浅田さんは男性が加害者を演じたときにいかにそれが大変なのかが伝わらない部分もあるので、発信してくださったのはありがたい。ジェンダー関係なく、男性でも同じように話を進めていく。安心安全な環境で作っていくことが大事だと話した。
2025年の“推し”を紹介。大島育宙と明日菜子はともに脚本家・蛭田直美をあげ、これまで飛ばされていた部分を埋めるように緻密な言葉選びで書いている。TaiTanはWEBメディア「オモコロ」をあげ、「変な家」もオモコロから出ている。宇垣美里は髙石あかりをオススメ。2025年後期の朝ドラ「ばけばけ」の主演も決定している。高石あかりはイチオシコンテンツに日本人7人組ガールズグループ「XG」をあげ、圧倒的な歌、ダンスなど全てが完成していると話した。
いろいろな選択肢がある中で自分の作品が選ばれるためにどうしてる?についてトーク。麻布競馬場はみんなに好かれるのはあきらめる。好みもツールも多様化している中、10%の人が超好きで90%の人が超怒っている状態を目指している。山中瑶子はサブスクで見る人のことは一切考えずに映画を作っている。良いと思う人は100人に1人ぐらいいればいい。吉田恵里香は今やる意味あるのかなみたいなことは考える。今一番面白いものを考える。田中良樹はテレビ離れはこっちのせい。上の世代だけを狙いに行った時期が影響していると話した。
2025年こんな作品が見たい!についてトーク。宇賀明神はおばさんが主人公のドラマが見たい。成熟した大人のドラマが見たい。明日菜子は30代40代俳優の日本発のラブロマンスが見たい。ラブロマンスの波がくるのではないか。TaiTanは昭和を歴史化してほしい。テレビの歴史は昭和の歴史そのものと結構一致する。昭和を問い直すような大河だったらリアタイで見ると話した。
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仕事以外の生活はどうしてる?についてトーク。ヒコロヒーは仕事以外はお酒飲んで麻雀している。吉田恵里香は丁寧な暮らしは無理なので楽しければいいという感覚でやっている。田中良樹は仕事が一番楽しい。麻布競馬場は生活を諦めている。山中瑶子は全然仕事が好きじゃないが生活も興味がないと話した。
エンディング映像。
火の鳥の番組宣伝。
ワタシだけの革命史の番組宣伝。
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2024年1月9日(0:05)