- 出演者
- 天野ひろゆき 塚原愛
新潟・佐渡の赤泊漁港で甘えびの漁師・中川鈞二さんを訪ねた。カゴに甘えびを誘い込み、傷を付けないよう捕獲している。漁は午前3時に出港。中川さんは190個のカゴを使用する。冷たい水の中に入れないと鮮度が落ちるため、捕獲したらスピード勝負で選別する。深海と同じ2℃に冷やしたいけすに入れる。正午には港に帰り、新鮮なまま出荷する。
新潟・佐渡で大きなえびが増えた理由を教えてもらった。カゴの網目を大きくしたことで大きな甘えびが数多くとれるようにした。背景には漁業者ごとに年間漁獲量の上限を設けるIQ制度がある。価格の高い大きな甘えびが増え、収入が維持できている。収入が安定したことで後継者問題にも目処がたった。
スタジオで出演者らが甘えびを試食した。天野は「食感が違う」「ぷるんぷるんが入る」などと話した。新鮮な甘えびの見分け方は、殻が透き通ったもの、頭が黒ずんでいないものなど。IQ制度は日本で佐渡が初めて本格的に導入された。漁に出る日数が下がっても収入は変わらず維持できている。
甘えびの美味しい食べ方を現地の料理人に教わった。素揚げは頭からしっぽの先までうまみが入っている。甘えびのしんじょは、頭・尾・殻を焼き色が付くまで加熱してすりつぶし、えびのすり身や長芋・卵と一緒に合わせて弱火で蒸す。蒸しあがったら頭などから取っただしのあんをかけて完成。蒸すことで、えびのやわらかさとプリプリ巻が出て美味しくなる。甘えびの炊き込みごはんは、えび油とむき身などを合わせて炊き上げ、えび油を作るために使った頭などは細かく刻んですりつぶし、ごはんに混ぜる。
VTRに登場した「えびのしんじょ」と「甘えびの炊き込みごはん」をスタジオに用意し、出演者らが試食した。天野は「95%くらいえび」「噛めば噛むほどどこ噛んでもえび」などと話した。
エンディング映像。
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