2024年9月29日放送 0:15 - 0:45 NHK総合

ねほりんぱほりん
「元薬物中毒者」

出演者
山里亮太(南海キャンディーズ) YOU 
(オープニング)
今回は...

今回、元薬物中毒者が登場。

オープニング

オープニング映像。

(ねほりんぱほりん)
元薬物中毒者 結構な量をやってた?/薬物を使い始めたきっかけは?...他

元薬物中毒者のエリさん(仮名・29歳)が登場。10代でマリファナ、シンナー、20代で覚醒剤を覚えたといい、先輩から「アメリカのタバコ」と勧められたのが始まりだった。使えば不良グループに仲間入り、拒めば疎外されるの分岐点で、手を染めることとなった。厳しかった親への反抗心もあったといい、薬物特有のニオイをごまかすために歯磨き粉、牛乳を胃に流し込んだこともあった。エリさんはクラブで薬物を入手していて、タバコのフィルターに覚醒剤を染み込ませて吸わせる手法を紹介した。

元薬物中毒者に聞いた!薬物に手をだしたきっかけ

番組では元薬物中毒者にインタビューし、「薬物に手をだしたきっかけは?」と尋ねたところ、「仕事のストレスがなくなると聞いた」、「出会い系サイトで知り合った人に勧められた。相手はすごくまともで、健康的で明るく、社交的。この人なら大丈夫と思った」、「やってみたいという好奇心」といった声があがった。

元薬物中毒者 どうやって覚醒剤を使ってた?/覚醒剤を使うとどうなっちゃうの?...他

エリさんはアトマイザーを使った覚醒剤吸引方法を紹介し、使用後はトイレの電気や鏡がキレイに見え、見とれていたという。カラオケボックスで気づかぬ間に2日が経過し、ドン・キホーテでは昼間から商品1つ1つを凝視していた。

キーワード
ドン・キホーテ
元薬物中毒者に聞いた!薬物を使うとどうなってしまうのか

元薬物中毒者に「薬物を使うとどうなってしまう?」と尋ねたところ、「五感が研ぎ澄まされる。味覚は特に。食べているものがすごく美味しく感じる」、「見るものが何でも面白い」、「周りのことを気にしないで楽しめる。僕の場合、テレビのアンテナの接続部分が面白く、ずっといじくりまわしてた」といった体験談を明かしてくれた。さらに、薬物を使い続けた結果、「刺身を切る包丁を持つ手が震え、事実上のクビ」、「突然意識を失うけれど、目が覚めるとまた使いたくなる」、「幻覚、幻聴がヒドイ」と明かした。

元薬物中毒者 どの変で中毒になるの?/子供の面倒はみられていた?...他

エリさんは薬物に1回手を染めた段階で人生最良の瞬間と刻み込まれ、売人と交際していたことから、薬物はやりたい放題だった。子育てのために必要だと自らを正当化していたという。さらに、覚醒剤の効果が切れるとインフルエンザのような感覚に陥り、回避するために薬物を続けるほかなかった。止められるのは他人だけで、警察に逮捕された時には感謝したという。出所後、依存症克服を目指す「日本ダルク」の施設で2年間生活していた。悩みを抱えるよりも口に出すほうが発散できるといい、BBQ、ジェットスキーなどダルク毎に独自プログラムが行われている。現在、エリさんは社会復帰し、施設にボランティアとして来たコウタさん(仮名・31歳)と交際している。

キーワード
ドン・キホーテ日本ダルク

コウタさんは両親にエリさんを紹介すると、厳しい言葉を投げつけられるかと思いきや、和やかムードだったといい、YOUは「できた親だな~」と感嘆。なお、エリさんはお香の匂いがすると薬物を使っていた頃を想起するという。コウタさんとの交際は幸せで、エリさんは「家族であいさつし合えるのが幸せ」と語った。山里は「手放しなさんなよ、こんな素敵な人を」とエリさんに指摘。

(番組宣伝)
ねほりんぱほりん

「ねほりんぱほりん」の番組宣伝。

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