- 出演者
- 寺川俊平 新内眞衣 レイザーラモンHG 鈴木健
今回は武藤敬司の切り出し動画を紹介。
- キーワード
- 武藤敬司
ゲストは編集ライターの鈴木健.txt氏、レイザーラモンHG。新内は小学生時代、寺川アナは中学時代にHGの活躍を目にしていて、HGは「思春期にエライもの見せちゃって」と詫びた。また、プロレスラーとしてリングに立っていたことがあるHGは「常人にはできない、プロレスラーはスゴイ」と語った。4人は武藤敬司が27歳の時、長州力と対戦した試合映像を鑑賞。武藤はムーンサルトプレスを得意としたが肉体を酷使し、2018年、両膝に人工関節を入れる手術を受けている。
99年8月15日、G1クライマックス優勝決定戦から、武藤敬司が中西学に放ったムーンサルトプレスの映像を紹介。鈴木健氏は「100kgを超える人間がこれだけの飛距離を出すっていうのが当時はすごかった」と振り返った。ムーンサルトプレスは1回繰り出すごとに交通事故レベルの負荷が肉体にのしかかるといい、ウルトラマンのスペシウム光線のようにここぞという時に出すという。
2008年10月13日に行われたIWGPジュニアヘビー級選手権で、武藤敬司が中邑真輔に放ったムーンサルトプレスの映像を紹介。観客は武藤の膝に蓄積したダメージを知っているだけにムーンサルトプレスが決まった瞬間ではなく、コーナーポストに上がった段階で盛り上がるという。
21年6月6日に行われたGHCヘビー級選手権から武藤敬司が丸藤正道にムーンサルトプレスを決めた映像を紹介。武藤は18年、膝に人工関節を入れる手術を受け、医師から「ムーンサルトプレスは絶対にやってはいけない」と言われていた。
21年6月6日に行われたGHCヘビー級選手権から武藤敬司が丸藤正道にムーンサルトプレスを決めた映像を紹介。武藤は成功させたものの勝利には至らず、苦悶の表情を浮かべている。試合後、鈴木氏がインタビューすると、武藤は「やっちまった」と回答。「さすがにムーンサルトプレスはやらないだろう」という雰囲気が会場を包むなか、武藤は「反発心があった。出せば盛り上がるが、わかってて使わざるを得ない俺の未熟さ」と吐露している。なお、試合後、夫人に加えて医師からも叱責されたという。
「めざせ！切り出し職人」の次回予告。