- 出演者
- 松下奈緒
オープニング映像。
去年3月、鹿児島・種子島宇宙センターにてH3ロケット初号機の発射実験が行われた。発射から10分、電気回路による不具合で失敗。1ヶ月後、2号機の打ち上げ。これが成功し、7月には3号機でも成功。地球観測衛星「だいち4号」が軌道に乗った。その開発に携わった三菱重工では、1兆円を費やしてきた国産ジェット旅客機計画が頓挫。その10年に及ぶ挑戦を追う。
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三菱重工が手掛けてきた「三菱リージョナルジェット」。同社ではこれまで初の国産旅客機など開発。
三菱重工が開発を進めてきた国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット」。世界中で受注を集めるなどしてきたが、型式証明の取得が遅れ納入が困難に。通常なら初飛行から2年弱で証明が得られるところ、MRJでは7年以上経過した末に開発中止。
三菱重工が開発を進めてきた国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」。長きに渡る型式証明の末、初飛行が実現。テストパイロットを務めた安村さんは元航空自衛隊員。試験飛行は800時間以上に及んだ。後にテストパイロット育成が主な事業となる企業を設立。MRJテストで得られた知見を活かしているんだそう。
開発中止となった国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」。その機体組み立てに携わってきた中小企業の大起産業。MRJ計画に向けて準備を進めてきたが、計画が頓挫したことに社長らは申し訳無さを感じているんだそう。MRJのために作られた部署なども。政府は中止の要因を「安全認証プロセスでの経験不足」「市場環境」などとし、「政府が支援すべきだった」と反省の記載も。
開発中止となった国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」。中止を受け、経済産業省は水素燃料エンジンによる航空機の開発計画を発足させた。5兆円が投じられる国家プロジェクト。これにより航空産業への新規参入を目指す企業も。
開発中止となった国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」。中止を受けて始まった国主導の国家プロジェクトが発足。製造に当たる三菱重工では、高機能な米軍の戦闘機なども製造。MRJ開発で得られた知見が活きているんだそう。
開発中止となった国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」。中止を受けて発足した国主導の航空産業戦略。かつてMRJの開発を担当した中田博精さん。現在はドローンの標準化活動に尽力。業界標準を決め型式証明などを得られやすくする取り組みで、元開発者や元テストパイロットなどもこれに参加。取り組みは世界的に評価されている。
開発中止となった国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」。航空業界は脱炭素やデジタル化など転換期を迎えていて、かつてのMRJ開発者らは失敗を糧に新たな事業に取り組んでいる。
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次回の「ガイアの夜明け」の番組宣伝。
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「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。「世界でシステム障害」など。