- 出演者
- 設楽統 松本人志 小池栄子 丸山ゴンザレス 杉原厚吉
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今夜の旅は摩訶不思議・立体錯視の世界。
今夜のジャーニーは世界で一人3次元の錯覚に挑む男・杉原厚吉。3次元の不思議な研究をするのは世界でたった一人、数々の数式で作品を作る。役に立たないと見向きされなかった研究なので、東大で教壇に立ちながら、人目を避けて自宅で作業をしていた。仕事が終わると自宅で作業を続けていた。一つの方程式を見つけるのに何年もかかるという。ザ・ベスト・イリュージョン・オブ・ザ・イヤーという錯覚を研究する学者たちを中心にナンバー1の錯覚作品を決める大会で杉原は優勝ーし、唯一立体作品を発表して話題になった。今夜は見て、触って、遊べる立体錯視ミュージアム展をスタジオで開催。
杉原厚吉がスタジオに登場。立体錯視の研究のきっかけは、ロボットの目の研究開発をするときに2次元を3次元に変化させるプログラムを研究していて、不可能図形の中に不可能じゃないものがあることを見つけたのだという。スタジオに実際に完成した立体が登場。これを作るのに20年くらいかかったという。
立体錯覚の博物館をスタジオに作った。第1期は変身立体「四角と丸」。四角が鏡に映ると丸に見える。トリックは起伏があるという事。変身立体「波と草原」は波の上の魚が鏡に映ると蝶に見える。第2期はトポロジー撹乱立体「交差円と中心円」。繋がり方が違って見えるという立体。これも起伏によって錯覚する。トポロジー撹乱立体「星のかくれんぼ」は円の中の星が消えて見える。第3期は左右反転立体「右を向きたがる矢印」。矢印が逆を向いてくれないという立体。第4期は平行移動立体「どっちに行きたいの?」。左右反転と平行移動が同時に起きる立体。尻尾と頭が全くの同じになっているというトリック。
ミュージアムのシアター室で作品づくりの現場を鑑賞。杉原は明治大学の研究特別教授でキャンパス内に研究室がある。部屋では基本ずっと一人で研究。授業もせずに日々自由に研究をしている。一人の研究室なので作品の梱包も一人でやる。約束はしないので基本時計はいらないという。この日のお題は平行移動立体の蜂バージョン。杉原はニヤニヤしながら作業をする。作業開始から3時間、研究室で一人ランチ。午後5時に帰宅。自宅でも自由に研究を続ける。
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- 明治大学
次の作品は等身大変身立体「家族4人」。方向によってお母さんと女の子、お父さんと男の子に見える。無限階段を上から見てみる。実際に人に階段を登ってもらう。無限階段のトリックとは?
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永遠に登っているように見える無限階段のトリックは、階段が極端に急になっているところがある。歩いている人は普通の階段を歩いているふりをしていた。錯視ミュージアム最後の作品は「錯覚すべり台」。穴の真ん中が一番下っているように見えるが、真ん中にボールを置くと上に上がっていくように見える。実際に見てみると真ん中が一番高くなっている。
エクアドルの首都キトに到着。キトはスペイン植民地時代の建造物が残る美しい街。旧市街は世界で最初の世界遺産で天空の黄金都市とも呼ばれている。これは表の顔。エクアドルは世界有数の金の産出国。しかし、国民の4分の1が貧困層で、2020年にはコロナ禍や国民のデモで一時的に失業率が焼く68%となった。豊かな資源に蔓延る裏の顔を取材する。まずは巨大市場のあるオタバロで街ブラ。オタバロは南米最大の先住民市場と言われている。市場でモルモットの素揚げを食べてみる。筋張ったチキンだとの感想。昼食後、床屋を発見して入ってみる。30分後、3ドルで終了。このあと、ギャング事情裏の顔が明らかに。
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エクアドルの首都キトから飛行機で1時間、アマゾン川上流のコカにやってきた。コカはジャングルの入口にある街で、ジャングルには違法鉱山があるという。ギャングや麻薬カルテルが国から無許可の違法鉱山がある。国境警備軍に協力していただく。2021年、アマゾンで過去最大級、東京都6個分の森林が違法採掘により伐採され、先住民への銃乱射事件も発生した。他にも有毒物質の垂れ流しや児童労働の強制など、違法採掘が国際問題に発展している。続きは次回。
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