2023年7月4日放送 19:30 - 19:57 NHK総合

クローズアップ現代
邪馬台国はどこに〜日本古代史最大のミステリーに迫る〜

出演者
桑子真帆 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

邪馬台国はどこに?日本古代史”最大のミステリー”
邪馬台国はどこに?日本古代史 ”最大の謎”

邪馬台国について、近畿説と九州説があり長年論争が続いてきた。吉野ヶ里遺跡の謎のエリアの隣では貴重な貝の腕輪をはめた高齢の女性の骨が見つかっている。女性はシャーマンで卑弥呼よりも少し古い時代の人物だと考えられている。現場ではかめ棺が次々に出土している。中には弥生人の足の骨が残されていた。石棺墓も見つかった。弥生時代の北部九州では副葬品の量などで埋葬されている人の地位が推測できる。纒向遺跡では弥生時代に政治の中心だったことを示す痕跡が見つかっている。

キーワード
卑弥呼吉野ヶ里遺跡桜井(奈良)箸墓古墳纒向遺跡邪馬台国

石棺墓は副葬品はなく底や側面には赤色顔料、ふたには多数の線刻があり内部の幅が狭かった。邪馬台国九州説について、川があり流域にいくつも国があったという。小さな国が連合を作ったということが古くから言われている。近畿説は政治的・宗教的な中心で邪馬台国の実態を狭く捉えると大和だったという。

キーワード
邪馬台国
浮上した”新たな謎” 「天体」との関わりが?

石棺墓のふたに刻まれた無数の線刻は、星だと見立てられた。文字がまだなかったとされる時代は稲作や祭の時期を把握するために天体が重要視されていたという。弥生時代後期の夏の夜空が2枚の石をまたいで描かれていた。

キーワード
吉野ヶ里遺跡
浮上した”新たな謎” 「天体」との関わりが?/日本の”起源”は解き明かされるか

当時の人が天体に関心を持っていなかったわけはなく考古天文学は技術が高まってきてこれから新たなことも解明される。また、線刻は一人の人が書いたものではないと思われるという。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.