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いま世界では科学にまつわる懸賞金レースが注目されている。優勝を目指すのは世界的な企業、研究者、投資家など。こうした現場に密着。
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いま世界で行われている懸賞金レースの一部を紹介。古代巻物の解読に総額3000万円、宇宙で発生する生活ゴミのリサイクル技術に約4億円、動物との双方向コミュニケーションを実現する技術に15億円、10歳以上の若返り技術に総額154億円、海水から真水を精製する技術に総額182億円。
アメリカの財団が主催する懸賞金レース「ヘルススパン」。人間の健康寿命を伸ばすことが目的で、若返り技術を開発した者に150億円が贈られる。1次選考に世界70カ国以上の760チーム以上が参加。現在は準決勝の真っ只中。上位選抜されなかったチームでも参加可能。 日本から参加しているのは「日本長寿会議」。リーダーは順天堂大学の医師・堀江さん。腎臓の老化が加速する難病を30年以上研究。メンバーはスポーツ医学の専門家、シェフなど様々な分野のエキスパート。準決勝にあたり8週間の臨床試験を実施。
アメリカの財団が主催する懸賞金レース「ヘルススパン」に参加する日本長寿会議に密着。準決勝にあたり8週間の臨床試験を実施。マイルドファスティング(穏やかな断食)などで体内の脂肪の働きを活発化させ、傷ついた細胞の再生能力を高めるケトン体を増やす。
アメリカの財団が主催する懸賞金レース「ヘルススパン」に参加する日本長寿会議に密着。準決勝にあたり8週間の臨床試験を実施。認知機能改善に効果が期待できるのは「没頭」。期間中、手元で行う作業に打ち込ませ認知力改善を狙う。被験者の集中度を頭につけた装置で測る。
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- Neural correlates of experimentally induced flow experiences NeurolmageXPRIZE Healthspanマーティン・ウルリッヒ日本長寿会議
アメリカの財団が主催する懸賞金レース「ヘルススパン」に参加する日本長寿会議に密着。準決勝にあたり8週間の臨床試験を実施。被験者の若い頃に流行した歌を歌わせ、当時の感覚を呼び覚ます試みも行われた。大手音楽教室が協力。合唱などみんなで歌うと脳内でオキシトシン(絆ホルモン)が分泌され、免疫機能や筋力が改善するとされる。
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- Changes in mood, oxytocin, and cortisol following group and individual singing: A pilot study Psychology of MusicXPRIZE Healthspan“Oxytocin alleviates the neuroendocrine and cytokine response to bacterial endotoxin in healthy men” Am J Physiol Endocrinol Metab“Oxytocin is an age-specific circulating hormone that is necessary for muscle maintenance and regeneration” Nature Communicationsクリスチャン・エラブマルティン・クロディ日本長寿会議
アメリカの財団が主催する懸賞金レース「ヘルススパン」に参加する阿部朋孝さんは老舗ヘルスケア企業の代表。始まりは江戸時代、徳川家に仕えた漢方医。今回のレースにあたり苦いドリンクを開発。これを飲み続けるだけで若返りが期待できるという。メインの成分はビタミンに近い物質「NMN」。摂取するとサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化する。かつては1キロ4億円と高価だった。認知や免疫などの機能を改善するとされる成分「ジンセノサイド」のもとは高麗人参。ドリンク1本10万円。
アメリカの財団が主催する懸賞金レース「ヘルススパン」は優れた若返り研究に懸賞金150億円が支払われるもの。若返りをめぐる研究にはこれまでIT長者が莫大な資金を投じて行ってきた。手法は老化細胞の除去、老化を遅らせる物質を使うこと、細胞を再活性化させることの主に3つ。こうした研究では成果が出たとしても一部の富裕層しか恩恵にあずかれないと考えられるが、今回の懸賞レースは「誰にでも手が届く方法」というのが条件。
アメリカの財団が主催する懸賞金レース「ヘルススパン」。参加者の1人は米フロリダ州のバイオテクノロジー企業が集積するミラマー地区に拠点を置くダンカン・ロス博士。研究対象は細胞から放出される1万分の1ミリほどの小さなカプセル「エクソソーム」。細胞感の情報を伝達する役割を持つ。実験ではヒトの胎盤由来のこれを使い、ヘッドセットを通じて脳に届ける。
アメリカの財団が主催する懸賞金レース「ヘルススパン」。参加者の1人、ダンカン・ロス博士の研究対象は細胞から放出される1万分の1ミリほどの小さなカプセル「エクソソーム」。実験ではヒトの胎盤由来のこれを使い、ヘッドセットを通じて脳に届ける。ヒトへの実験は米国内ではできず、先端医療を誘致する特区を設けているホンジュラスで実施。エクソソームにはいろいろな成分が入っていて解明されていない部分も多い。レースに参加する「BIOARMOR」はマレーシアの高校生チーム。レースは勝ち進むごとに賞金が出る仕組みで、準決勝進出チームには3600万円が支給されている。決勝進出なら1.5億円。
1714年、英国で行われた船の航海技術を巡る懸賞金レース。懸賞金は2万ポンド(数億円)。これで開発されたのがネジマキ式の高精度時計。これにより海難事故が減少し、大英帝国の礎が築かれた。1795年、フランスで行われた「瓶詰め保存法」にまつわる懸賞金レース。瓶に料理を入れ密封・加熱・殺菌する方法を菓子職人が発明し、戦場の兵士向けに食品を常温で長期保存できるようになった。これが後の缶詰に繋がる。
1927年、米NYから仏パリまで無着陸で飛行するという前人未到の挑戦に2万5000ドル(7000万円相当)の懸賞金がかけられた。これに向けた研究で大陸間移動が容易となり、空の時代が幕開けとなった。96年からは有人民間宇宙船を巡る懸賞金レースが開かれた。懸賞金11億円。04年にアメリカの企業が達成。
04年に開催された無人ロボットカーレース。人の操作・介入は禁止。10時間以内に240キロを完走すれば1億円獲得。主催したのはアメリカ国防総省。目的は人間の代わりに戦場へ送り込めるロボットの開発。これをきっかけに民間での開発が加速した。
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- Waymoアメリカ合衆国国防総省
2021年、二酸化炭素を除去できる技術の開発に懸賞金総額150億円がかけられた。優勝したのはアメリカのスタートアップ企業。玄武岩に含まれる成分を活用しCO2を吸収させるという技術で、インドやタンザニアなどで既に導入が始まっている。
日本では国や投資家から研究資金を集めるのが困難。国からの補助では業績が重視され、驚きのアプローチで資金を集めるのは厳しい。日本の科学技術予算は米中の半分以下。資金調達方法の1つが懸賞金レース。若返り研究の懸賞金レース「ヘルススパン」では、主催者なかだちのもと参加チームと投資家を繋ぐ催しが開かれた。
若返り研究の懸賞金レース「ヘルススパン」では参加チームと投資家を繋ぐ催しのほか、世界の技術者とのマッチングも行っている。レース自体は期間が決まっており研究のスピードが大幅にアップするため、投資家にとってもメリットになる。
懸賞金をかけて研究を加速させたい事柄を考える。太田の案は入院時のチューブなどで肌が荒れてしまうのを防ぐ研究。浅田は花粉症治療。太田は「世界の戦争を全部なくす」という案も示し、「実現すれば別の秩序が生まれるかも知れない」と話した。
若返り研究の懸賞金レース「ヘルススパン」。ボーなる1.5億円を得て決勝に進む上位10チームが発表されるのは今年夏。番組でもその模様を追う。
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- XPRIZE Healthspan
「千鳥ノブと渋谷お笑い演芸館」の番組宣伝。
