- 出演者
- 浜田雅功 佐久間みなみ 元木大介 真中満 関本賢太郎 狩野恵輔 今成亮太 安部友裕 山口俊
過酷な環境に耐え忍ぶプロ野球の2軍選手の実態に迫る番組。真中満、元木大介などつらい2軍の日々を送った7人をゲストに迎えた。
スタジオトーク。まずは「2軍選手の意外なお仕事」について。元木大介は、1軍には用具係がいるので何もしないでも道具は届くが、2軍は自分たちで運ばないといけないことについて話した。安部友裕は靴磨き係で、靴磨きの腕が職人のように上達したことについて話した。今成亮太は洗濯物の仕分け係で、サンタクロースのような袋にユニフォームなどを入れて運んだが、袋が染みる素材なので汗が染み出して大変だったことを話した。山口俊はアイシング係(アイシングの氷を作ってバスに乗せる係)で、そのために早起きしなくてはならなかったことを話した。関本賢太郎は荷物を大型バスの荷物入れに詰め込む係で、先輩の荷物をテトリスのように入れていた経験について話した。また関本は、この作業は年齢が若い人がやることになっているため、大卒だとすぐにやらなくて良くなるが、自分のような高卒だとやる期間が長いなど高卒大卒の格差についての不満も話した。これについてゲスト唯一の大卒である真中満は、確かにそうだが自分たち大卒も、大学時代に同様のつらい経験をしてきているなどと弁解した。
続いて「2軍落ちを覚悟する瞬間」についてトーク。今成亮太は、日ハム時代の1軍所属中に2軍の試合に出るように言われることがあったが、そのまま帰ってくるように指示されない「オートマチック」に2軍行きとなるケースがあることについて話した。関本賢太郎はずっと試合に出ていないのに突然スタメンとなる「不自然なスタメン起用」(今日打たなかったら2軍行きというサイン)について話した。狩野恵輔は「コーチが急激に優しくなる」ことについて話した。安部友裕はマネージャーの表情から2軍落ちが分かると話した。山口俊は、調整登板で2軍に行って少し投げて帰ろうとすると「最後までいろ」と言われるケースについて話した。また山口は、巨人には1軍のグループLINEがあるが、それを勝手に退会させられていることがあると話した。またこのグループLINEについて、桑田コーチは連絡に対して返事をすることを選手たちに強制し、選手たちは「かしこまりました」「承知しました」などと返事をするようになった(「了解しました」やスタンプだと怒られる)ことについても話した。
関本賢太郎はロッカーの位置が前に椅子があるなど良い場所になったときに1軍定着を感じると話した。山口俊は2軍落ちしても「ロッカーそのままでいいよ」と言われるときは1軍が確約されていると話した。今成亮太は阪神では「1軍の戦力として認められたら金髪OK」と何かで読んだが、自分が金髪にしてきたときに、同時に金髪にした後輩は怒られたが自分については咎められなかったときに1軍になれたことを実感したと話した。元木大介は、1軍にいるときは試合前に清原とキャッチボールをするのが日課だったが、清原から「俺のキャッチボール相手はお前しかおらん」と言われ、元木が2軍落ちしている間はその言葉通り清原は試合前のキャッチボールを一切しなかったこと、1軍に復帰した時に「待ってたで」と言われて涙が出そうになったことについて話した。また、元木大介は通常長くても6~7年程度が一般的な2軍に15年在籍した渡辺政仁という選手について話した。そこそこの成績で期待はされているが1軍には呼ばれない選手だったという。
「1軍定着を決定づけたターニングポイント」について。狩野恵輔は、自分がどういう選手を目指すべきなのかを考えた末、スーパースターになることを諦めて、先輩から話を聞いたり配球を覚えたりコツコツと小さい努力をし始めたところ、2軍で首位打者になり、開幕1軍入りを果たしたという経験を話した。山口俊は、先発に挑戦したいと思ってコーチに相談したところ「私生活を直さないとダメ」と言われ、早朝から走り込みをするなど努力を続けたことについて話した。真中満は、初めて1軍入りした年、槙原寛己の球の自打球が当たって骨折していたが、年末にレントゲンを撮るまで気づかずそのまま試合に出場していたことについて話した。今成亮太は、高校時代に脱臼してから脱臼グセがあり、2軍在籍時に気分転換でマリンスポーツをして脱臼してしまったが、1軍行きを告げられて断らなかったことについて話した。
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安部友裕は、広島カープでリーグ優勝して日本シリーズに出場した際、日ハムの先発投手の大谷翔平から2安打を放った後、塁上から愕然とする大谷翔平を見たと話した。さらに、大谷翔平は自分から逃げるように大リーグに行ったと主張した。今成亮太は大谷翔平とダルビッシュ有の担当スカウトは自分の父親であり、もう少し注目して欲しいと話した。狩野恵輔は「クビを回避したターニングポイント」として、「そろそろクビかな」と思っていた頃に関本賢太郎から(不可解な)1軍昇格を告げられる電話があり、両親や家族を呼んでプレーしたところ3安打4打点の活躍をし、クビを回避したことについて話した。
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