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人体の見どころは体の中を捉えた驚きの映像。受精直後1つだった受精卵は5日かけて100個ほどの細胞に分かれる。5週目になると心臓が動き始め、8週目になると手足が見えてきた。赤ちゃんの姿を鮮明に見られるのは電子顕微鏡。新シリーズで見られるのは共焦点蛍光偏光顕微鏡で超高感度カメラを設置すると細胞内のミクロの物質の動きを見ることができる。仙台市には直径100mを超える顕微鏡がある。観察に使われるのは太陽の10億倍の光。
胎盤の中には絨毛があり赤ちゃんの血管が通っている。上にあるのは子宮の壁で開いている血管の出口から栄養素を含んだ血液が降り注いでいる。絨毛の表面に赤血球がぶつかった瞬間酸素が受け渡される。赤ちゃんが成長するにしたがい絨毛も伸びる。
骨の中にある破骨細胞は古くなった骨を溶かし骨芽細胞が新しい骨を作る。
腎臓は人体で最も複雑と言われ糸球体が約100万個ある。血管には全身からきた老廃物が含まれていて糸球体の穴を通って血管の外に出ていくとおしっこになる。糸球体の外にある突起が必要な成分を吸収し吸収された成分は細胞の中を通り血管へ戻る。腎臓は血液の成分を調整している。
糸球体の周りを描いたCGのごだわりポイントその1は腎臓の毛で、糸球体を包む袋の内側にある細胞には毛が生えている。その2は物質の動き。
スタジオに3万個のブロックでつくられたブロックタモリが登場した。ブロックタモリは8年前に初登場した。また、タモリと山中伸弥が7年前に抱きかかえていた子どもがスタジオに登場した。
高血圧治療のターゲットになったのは腎臓で血圧をコントロールする役割を持っている。腎臓を治療して高血圧を治す最新医療が登場した。腎臓近くの交感神経に作用し血圧コントロールの不具合を改善する。
遺伝子研究の鍵を握るのはDNAのスイッチでコントロールすることで健康や未来をかえる。一時的なダイエットで精子のDNAスイッチを変えることができる。
大阪大学の武部さんはiPS細胞から作った肝臓のミニ臓器のほかに脂肪肝のミニ臓器も作った。ミニ臓器は薬の開発に使おうとしている。ミニ臓器を使うことで薬の開発が促進する。
人体IIIについてタモリは「命とは何かという本当に最終章にふさわしいテーマ」と話した。山中伸弥は「より深く考えるいろいろな材料が提供できる」と話した。
人体IIIの番組宣伝。
エンディング映像。
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2025年4月26日(8:15)