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スペイン北部のアルファロにある「サン ミゲル教会」にはコウノトリの仲間シュバシコウが大量に集まり巣を作り子育てを行う。教会の近くには獲物が豊富な川があることが大集結の理由だと考えられている。しかしシュバシコウ同士で巣を奪い取ろうと争うこともあり、時には卵泥棒などのご近所トラブルも発生する。「サン ミゲル教会」は丈夫なレンガ造りで重い巣をしっかり支えることができ、屋根の広さも3000平方メートルある。また高さもあるためネコなどの地上の敵に対しても安全で理想的な場所となっている。さらにシュバシコウたちは集団生活をすることで雛の天敵トビを協力して追い払っている。
スペインの街アルファロでシュバシコウは街のシンボルとなっている。赤ちゃんを運んでくるという言い伝えから幸せを運ぶ鳥として親しまれてきた。しかし1990年ごろ、巣の下敷きになった屋根が湿気などで崩壊する恐れがあり、鉄製の土台を設置した。
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- アルファロ(スペイン)シュバシコウ
5月上旬、ヒナが誕生しシュバシコウの子育ては本格化。親鳥はたくさん食べ物を集めヒナに与える。しかし5月下旬に大雨が降り続きヒナたちはびしょ濡れに。この雨が原因で死んでしまったヒナもいた。試練はさらに続く。大雨で川が増水し餌場の浅瀬が無くなってしまい、巣から12kmも離れたゴミ処理場で餌を探さなければいけなくなった。
6月下旬ヒナは飛ぶ練習を開始した。そんな中、大人に襲われたヒナがいた。シュバシコウは子育てに失敗するとよそのヒナを襲ったりすることがある。大人に襲われたヒナは自分の巣をとびだし別の親鳥の巣に移動し食べ物にありつき、新しい家族に受け入れられた。7月、ヒナたちは巣立ちの時期を迎え自分たちで食べ物を獲るようになった。様々な困難に晒されながらもシュバシコウは逞しく生きている。
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