- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 みやぞん(ANZEN漫才) 山本彩
チコちゃんが挨拶をした。ゲストは山本彩さんとみやぞんさん。
チコちゃんが「味付けのりに味が付いたきっかけってなに?」と聞いた。正解は明治天皇のおみやげが普通の「のり」ではつまらなかったから。京都に住んでいた明治天皇が明治元年9月に東京へ引っ越した。その後京都御所に戻るときのおみやげを山岡鉄舟から相談されたのり店店主の山本徳治郎。詳しい資料は関東大震災などで焼失したがのりは江戸の名産品で良質なのりは京都に出回りにくかったことから「のり」が選ばれた。山本徳治郎は日本中から注目される明治天皇のおみやげが普通ののりではつまらないと味付けのりを作ったとされる。明治天皇におしょうゆをつけさせるお手間をかけさせるわけにはいかないと思い付いたとされる。当時の味付けはみりん、しょうゆ、山椒、陳皮、唐辛子。再現したものをスタジオで試食した。徳治郎の店は宮内庁御用達として認められた。当時は高級品だったが昭和の初めに大阪ののり屋が味付けのりの大量生産を始めたことで一般にも広がった。関西は味付けのり、関東は焼きのりを好む傾向がある。
オープニング映像。
チコちゃんが「なんでチューリップは球根で植えるの?」と聞いた。正解は種だと5年とか6年かかるから。チューリップを種から育てると1年目に小さな球根を作りその球根が大きくなり5年目に初めて花を咲かせる。球根から植えると5か月で花が咲く。球根は根、茎と花、栄養分をため込んだりん片から出来ていてたまねぎも同じ構造。じゃがいもやれんこんは茎が大きくなった球根で、さつまいもは根が大きくなった球根。球根は元の花の特徴をそのまま受け継ぐクローンのようなものだが種だと親が赤色でも何色が咲くか分からない。種は子ども、球根はクローン(分身)。ディレクターが赤いチューリップからとれた球根を育ててみると98日目に赤い花が咲いた。
山本彩さんは新幹線に荷物を乗せたまま手ぶらで降りたことがある、新幹線のチケットをスマホをゴミと一緒に捨てたことがある、通販で買った服をダンボールと一緒に捨ててしまったと話した。
チコちゃんが「なんでトイレットペーパーだけトイレに流していいの?」と聞いた。正解はトイレットペーパーこそが紙そのものだから。トイレットペーパーは木の繊維を水と混ぜて薄く延ばして乾かすという紙づくりの工程と同じなため紙そのものといえる。水で繊維がほぐれるので詰まりにくい。水に溶けると見えなくなるがトイレットペーパーはほぐれるだけなので溶けてはいない。ティッシュペーパーはノリの役割をする樹脂を混ぜているためほぐれないので詰まる。トイレットペーパー以外の紙は水でほぐれないように加工されている。下水処理場で微生物がトイレットペーパーを食べて水をきれいにしている。微生物は汚泥になり埋め立ての土やレンガなどの原料にリサイクルされる。トイレットペーパーは牛乳パックやノートなどからもリサイクル可能で古紙を使ったものはほぐれやすくつまりにくい。
後藤美咲さんから「どうしたらティッシュを配っている相手に嫌に思われずに受け取らずにいくことができるでしょうか」というおたよりが届いた。岡村隆史は軽い会釈か手でジェスチャーして断ると話した。おたより募集は〒150-8001 NHK「チコちゃんに叱られる」係宛てまで。動画募集は番組公式ホームページまで。LINE登録はこちら。
チコちゃんに叱られる!の番組宣伝。
チコちゃんがあっち向いてホイをした。