2024年5月7日放送 2:06 - 2:56 NHK総合

テレビでひきこもりラジオ
「あの人にありがとう」

出演者
栗原望 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

テレビでひきこもりラジオ
テレビでひきこもりラジオ

栗原望アナが挨拶。4月のテーマは「あの人にありがとう」。東京30代女性からの「私がありがとうと伝えたいのは4年前に入院した際にお世話になった清掃の方です。気持ちが弱っていた時にその清掃の方が毎回気さくに話しかけてくださり、本当に心が救われました」などのメールを紹介。読み上げた栗原アナは「誰かが誰かにありがとうって伝えてるこういうメッセージを読ませてもらうとこちらまでほっこりするなぁという気がします。たくさんメッセージが来てて読ませてもらうんですがありがとうって言葉を言えるようになるっていうのはとてもその間に難しいことや辛いことを抱えていたんではないかなということを感じます」などと語り、曲のリクエストをリスナーに募集した。

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NHKラジオセンターVoicyX

今日1曲目のリクエストは栃木県30代の男性の方からBEGINの「島人ぬ宝」。栗原アナは「NHKに入って最初の勤務地が沖縄放送局だったので、BEGINの歌には辛い時に支えてもらったりだとか色んなことを思い出しました」と話した。4月のテーマ「あの人にありがとう」に送られたメッセージを紹介。宮城県50代女性からの「母へ 思い出すと辛い嫌な記憶もあります。話を聞いてほしかったし大丈夫?と声をかけてほしかった。無関心でいられるのが辛かった。長い間口を聞いていないけれど更年期で体調悪く動くのが辛い私にご飯をちゃんと作ってくれお風呂もわかしてくれ、おかげで生きています。ありがとう」などのメールが読まれた。栗原アナは「ありがとう」というテーマについて「多分この言葉を言うまでにかなりの長い時間をかけていろんなことを思って過ごしてきた日々があるんだなぁということを読ませていただいて感じます。きっとその言葉を言える状態にまだなってないっていうつらい気持ちの方も大勢いらっしゃると思いますがそんな気持ちも是非メッセージにして読ませていただければなと思います」と投稿を募集した。

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BEGINNHKラジオセンターVoicyX島人ぬ宝

2曲目のリクエストは福岡県60代の女性からのイルカの「海岸通」。4月のテーマは「あの人にありがとう」だが、Xには「ありがとうって思えるような余裕がない。思えない」「今月のメッセージテーマはハードルが高すぎる」などの投稿が。栗原アナは「ありがとうって伝えるまでには色んなものを考えてそれでも一歩踏み出して声に出そうっていうかなり時間をかけてこう凝縮した思いがそこにあるのかなって感じるんで逆に難しいそんなこと今言える気持ちじゃないっていう率直な思いも是非届けてもらえればなと思います」と話した。岐阜県50代の男性からは「これまで確かに色んな方にお世話になってきました。しかし、今現在の自分の状態を考えるとむしろお世話になった方々に申し訳ないくらいです。全く人の役にも立っていないし先のことを考えると私が生きていてはかえって迷惑になるだけだと思っているのが今の状態です。最近あまり体調もよくないし物価高騰や電気代の補助打ち切りは切実な大問題。毎月の生活をやりくりするだけでも苦労が絶えない毎日。これが続くようなら生きること自体をやめてしまいたいくらいです」という重たいメールが。読み上げた栗原アナは神妙な表情で「ありがとうって気持ちにたどりつくまでには今抱えている辛さとどう向き合うかっていうことがメッセージの中にも非常に浮き上がってくるなと思って読ませていただいています」と語った。

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NHKラジオセンターVoicyXイルカ海岸通

3曲目のリクエストは東京都30代男性からのスガシカオの「青空」。テーマ外のメッセージを紹介。北海道50代の男性からの「ひきこもり歴26年。50歳とは振り返ると大変恐ろしい。親も高齢、兄弟いなく、将来天涯孤独。考えると頭がパニック状態に。就労したいが企業の面接官にブランクのことを色々聞かれるのではと少々不安。でも今年はなんとか面接にこぎつけられるよう挑戦したい。他のリスナーさんもひきこもりに悩まれている方ばかりなので番組で話を聴いて少し勇気もらえる」とのメールが読まれた。栗原アナは「ひきこもり歴26年ということで本当にメッセージくださってありがとうございます。もしかしたら周りから見たらひきこもりが26年間続いているっていうふうに見られてしまうかもしれませんけども今こうして送ってくださった思いを聞くと色んな思いを抱えて生きているってことなんですよね。そのことを教えてくださって本当にありがとうございます」と語った。長野県40代の女性からは「春がツライです。春は進級、進学、就職などでみんながステップアップする時期。働いている方々も勤続◯年目となり経験が積み上がる時期。なのに私はひきこもりの経験なんてどんなに積み重ねてもマイナスにしかならないのにまた新年度が始まってしまう、月日がどんどん過ぎていってしまう。4月は自分が仕事を辞めた月でもあるのでこの時期は毎年退職してから丸何年になるだなぁと実感し余計に心が苦しくなります。入社式のニュース、桜の開花のニュース、聞きたくないです。春なんて来ないでほしい。桜なんて咲かないでほしい。4月が始まったばかりの今は特に辛さが募ります」とのメールが。栗原アナは「春がつらいというのは大勢いるんではないでしょうかね。時がたつとか季節の移ろいとともにいろんなことを感じているっていうそのこと自体がそこにある大事な大事な思いなのかなというふうに思って聞かせてもらいました」と話した。

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NHKラジオセンターVoicyXスガシカオ青空/Cloudy

4曲目のリクエストは佐賀県の52歳の男性からBiSHの「ごめんね」。時刻はまもなく8時47分。みんなで乾杯の時間。リスナーみんなで一緒に飲み物を飲む。栗原アナはコーヒーで乾杯。リスナーからは「ジュース」「お水」などで乾杯したとの投稿が。4月のテーマは「あの人にありがとう」だったが、「ありがとうと言えない」という内容のメールも多く届いた。栗原アナは「今日はありがとうってことをめぐって色んな声を届けましたけど、言える方も言えない方もいるんだなということは非常にその背景に色んなつらい日々だったり様々なことを思い悩んできた日々があるんだなということを改めて教えてもらった気がいたします」と語った。神奈川県30代の男性からは「私は4月は嫌いです。桜が満開でもどうせ散るし街中に新一年生新社会人もあふれるし。そしてもうすぐ大型連休。どこにも居場所がなくて寂しい。ネットにもリアルにも休日に予定があるように振る舞うのも疲れる。私の人生なのにどこか別人を演じているような思いです」とのメールが読まれた。栗原アナは「こういう大型連休が迫っていまして寂しいって方が多いかもしれませんね」とコメントしラジオ第1で放送される「尾崎世界観のとりあえず明日を生きるラジオ」を勧めた。

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(エンディング)
エンディング

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