- 出演者
- 栗原望
オープニング映像。
栗原望アナウンサーが挨拶し、夏の暑さへの警戒を呼びかけた。Xでは「#ひきこもりラジオ」で投稿を募集中。失業中の50代男性はハローワーク、図書館、区民会館で過ごしているといい、徳島の女性は「夏が来たと同時に人生初のコロナ感染」という投稿を番組に寄せた。北海道に住む60歳女性はキャンディーズの「夏が来た!」をリクエストした。ちなみに栗原アナウンサーは7月から沖縄放送局に勤務し、「みんなでひきこもりラジオ」の時には上京している。寄せられた投稿、メッセージは時間の都合上、番組内ですべてを紹介することはできないが、栗原アナがすべて目を通している。
参議院選挙に関するメッセージも多く寄せられ、「どの政党も働ける人ばかりを考えた政策。働きたくても働けない私はいらない存在と思った」などの投稿を読み上げた。高知県に住む46歳女性は久方ぶりにメッセージを投稿。しばらく精神科に入院し、訪問介護士、ヘルパーらの援助もあり、自宅での生活に戻りつつあるという。聴覚過敏の女性にとって、夏の祭りから聞こえてくる音楽で気分が悪くなってしまい、「自分は祭りを楽しめる側ではないのか」とコンプレックスも抱いているという。宮城県の方によると、盆・正月になると両親の喧嘩が倍増し、酷暑で外出も億劫。幻聴も聞こえるなか、お盆休みは仕事を入れるようにしているという。リクエスト2曲目はおいしくるメロンパンの「蜂蜜」。
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- おいしくるメロンパン夏が来た!蜂蜜
番組で読み上げたメッセージに様々な反応があり、選挙が大事だと認識しつつも投票に行くのが難しいという人もいる。神奈川県の60歳女性は以前、梅雨の終わりは夏の到来、気温が変われば夏の終わりを実感していたが、今は心身の維持に精一杯で、季節の変化を感じる余裕がないという。40代女性は暴力的な妹が帰省する際、少ない貯金を切り崩して避難的旅行をしている。だが、両親の葬式、遺産の話などをまともにできるのか、不安を抱えている。リクエスト3曲目は大原櫻子の「Sound of Music」。
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- Sound of Music大原櫻子
岩手県の24歳男性は修学旅行で行けなかった大阪を旅する目標を明かした。初めて番組にメッセージを投稿した人は父、姉と死別し、生活保護を受けながら母と生活している。精神科に通院するなか、これまでに生きてきて幸せと思ったことはなく、何のために生きているのか分からないという。神奈川の50代男性は過労、ノルマへのプレッシャー、上司の高圧的態度や発言で心を病み、休職も経て退職。求職活動しても年齢がネックなのか書類選考にすら通らず、社会から不必要と烙印を押されたかのよう。家に引きこもるなか、将来への暗澹、底知れない怒りのような感情を抱えているという。リクエスト4曲目はH2Oの「思い出がいっぱい」。投稿者にとって、楽しかった頃が思い出されるという。
栗原アナウンサーは持参したルイボスティーを用意し、リスナーに向けて乾杯と語った。60を過ぎた投稿者は今夏、備前焼の風鈴を購入し、風情を楽しんでいるという。また、夏のイベントが苦手とする投稿に共感の声が寄せられた。時間の都合上、すべてのお便りを紹介することはできなかった。栗原アナウンサーは投稿者の名前を読み上げていき、次回の「みんなでひきこもりラジオ」は8月29日と告知した。
エンディング映像。