2024年1月8日放送 18:10 - 18:40 NHK総合

ドキュメント72時間
冬の北海道 村のコンビニで

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(オープニング)
オープニング

今回の舞台は北海道の片隅にある小さな村に1軒だけあるコンビニエンスストア。この地に暮らす人たちが足繁く通う場所。

冬の北海道 村のコンビニで
1月30日(金)

北海道北部、人口3000人ほどの初山別村にあるコンビニエンスストアで昼過ぎから撮影を開始した。入り口は雪や風を防ぐ二重ドアになっている。二人連れの女性のお客さんに話しかけた。女性は近くに住んでいて、まとめ買いで隣町のスーパーに行くとき以外はここで買うことが多いという。続いてお子さんを連れた男性のお客さん。お子さんの学校(村に1校だけの小学校)帰りに寄った模様。このコンビニは生鮮食品も充実していて、ちょっとした買い物であれば賄える。夕方、品定めに時間をかけている女性がいた。仕事を終えた自分へのご褒美としてアイスを購入しようとしたが、種類が多いため迷っていたという。北海道民は風呂上がりにがんがんストーブをたいた前でアイスを食べるとのこと。夜8時半、タバコを買う男性がいた。男性に話を聞いていると、コンビニの店長さんから男性に対して「かたい」とツッコミが入った。男性と店長は小学生以来の仲だという。またしても店長の知り合いの男性が来店した。店長の弟がお世話になった人だという。小さな村だけあって、お客さんの多くが顔なじみ。夜10時、閉店時間を迎えた。

キーワード
初山別村(北海道)雪見だいふく
1月31日(土)

撮影2日目はものすごい吹雪。この時期は氷点下10度になることもよくあるらしい。コンビニの駐車場には、開店前から車が何台も止まっていた。仕事に行く途中に立ち寄ったという男性がいた。地元の人にしてみればこの程度の吹雪はよくあるとのこと。朝6時、コンビニは開店時間を迎え、待っていた人たちが店内へ入った。店員さんは雪かきとレジ対応で大忙し。これから仕事で音威子府まで行くという女性がいた。片道4時間位かかるが、仕事自体は30分だという。続いて、サンドイッチや豆乳を購入した男性に話しかけた。男性は自営業でタコ漁師をしており、朝昼晩、1日3回はここに来るという。たくさんのアメを買う男性がいた。経営している美容室(村に1軒しかない)の備品として購入したとのこと。たまたま、この男性に髪を切ってもらっているという女性も店内に居合わせた。さらにこの美容師さんは、店内に居た別の男性とも知り合いだった。初山別に居たらみんな知り合いとのこと。続いて、初山別の診療所の応援のアルバイトのために札幌から来たという医師の男性に声をかけた。北海道北部では各地でこうしたアルバイトがあるのだという。午後4時前、一人の女性に話しかけた。地元出身で現在は一人暮らし、晩御飯のすき焼き鍋の材料を探しているところだった。女性は購入した食材を、ソリに積んで引いて帰った。夕方5時過ぎ、削蹄師をしているという男性がいた。削蹄師とは、牛の爪を切る仕事。ここ2日で150頭の牛の爪を切ったという。午後8時前、昨日アイスの購入を迷っていた女性が来店した。女性は保育園の先生で、店内に居た「同期入村」だという役場の職員の男性を紹介してくれた。その後、保育園で世話をしている園児とそのご家族が来店した。

キーワード
初山別村(北海道)
2月1日(日)

撮影3日目。お昼時、きのう保育士の女性から紹介された村役場の男性がいた。男性はコンビニのすぐ近くにある村役場を案内してくれた。午後、若い男性のお客さんがいた。男性は札幌出身で、地域おこし協力隊としてこの地に来たという。これから仕事に向かうところで、雪かきをしていて疲れたので甘いものを購入していた。

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初山別村(北海道)
2月2日(月)

撮影4日目、先日出会った1日3回来店するタコ漁師さんがいた。今日も悪天候で休漁とのことで、漁師仲間のたまり場を紹介してくれた。続いて旭川市から初山別村役場に就職して2年目という男性がいた。海にあこがれてこの地に来たとのこと。

キーワード
初山別村(北海道)
(エンディング)
次回予告

ドキュメント72時間の次回予告。

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