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関東甲信はきょうも厳しい残暑となっている。前線の影響で関東北部を中心に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害などに十分注意するよう呼びかけている。午前11時までの最高気温は、埼玉・久喜市と鳩山町で35.1度と猛暑日となったほか東京・青梅市で34.8度などと各地で厳しい暑さとなっている。気温はさらに上がる見込みで、日中の最高気温は東京都心や埼玉・さいたま市などで35度、神奈川・横浜市、千葉・千葉市などで34度と予想。また、日本海から北日本付近に延びる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東甲信は大気の状態が不安定になり、関東北部を中心に非常に激しい雨が降るおそれがある。前線は南下したあと東日本付近に停滞するため、あすも激しい雨が降る見込み。あす朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで関東北部で100ミリ、甲信で80ミリ、関東南部で60ミリと予想。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼びかけている。
今月12日、東京・日野市でイチョウの木の枝が落下し下敷きになった男性が死亡した事故。警視庁は原因を調べるためけさから現場検証を行っている。今月12日、午後6時半過ぎ、緑地にあるイチョウ並木の木の枝が落下し、近くに住む36歳の男性が下敷きになって死亡した。警視庁によると男性は勤務先から帰宅途中だったと見られている。これまでの調べで1本のイチョウの木から少なくとも6本の枝が落下し、上の枝が下の枝を巻き込みながら落ちたと見られることが分かっているが、枝が腐食している様子はないという。イチョウの木がある緑地は日野市が管理し、定期的に枝のせんていや目視での点検も行ってきたということだが、市は「2か月前に行った点検の際には異常は確認されなかった」と説明していて、警視庁は管理上の問題がなかったかを含め捜査することにしている。
東京モノレールが今月で開業60年を迎えるのを記念して出発式が行われた。出発式は羽田空港第2ターミナル駅の臨時ホームで行われた。東京モノレールは、昭和39年に開催された東京五輪に向けて空港〜都心のアクセスを改善しようと9月17日に開業し、ことしで60年を迎える。記念乗車券の販売も行われ、多くの鉄道ファンが買い求めていた。東京モノレール・宮田久嗣社長は「地域の足としての使命を果たしていきたいのが大前提。その上で東京大パノラマを楽しんでもらえる乗り物として、羽田空港に立ち寄る際は利用してもらえれば」と述べた。