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- 糸井羊司
オープニング映像。
若者などの乱用を防ぐための改正大麻取締法などが、今日の参議院本会議で自民党などの賛成多数で可決・成立した。大麻草を原料にした医薬品は欧米各国でてんかんの治療目的などで使用されているが、国内では大麻取締法で使用が禁じられており、患者などから解禁を求められていた。改正法では大麻草を原料にした医薬品の使用を認めるほか、大麻草の栽培を医薬品などの原料採取目的でも認めるとしている。一方、若者などの乱用を防ぐために「麻薬及び向精神薬取締法」で取り締まる「麻薬」に所持・譲渡などに加え、使用禁止を盛り込んだ。
ウインターミーティング2日目、大谷選手移籍の有力候補先であるドジャースのロバーツ監督が取材に応じて大谷選手と面談したことを明らかにし、「いい感触だが彼の意志を尊重する。翔平の獲得は最優先事項だ。」などと話していた。大谷選手がFA以降、公式の場で大谷選手との交渉を認めたのはドジャースが初めてだ。
大リーグへの移籍を目指す山本由伸投手についても関心が集まっている。ヤンキースのブーン監督はすでに山本投手と面談したと明かし、「ローテーションのトップを投げる特別な投手になると確信している。ヤンキースのユニフォームがきっと似合うと思う」とコメントしている。
今年9月の生活保護の申請件数がきょう公表され、全国で2万1000件余りと去年9月と比べて1.3%増えた。前の年の同じ月を上回るのは9か月ぶり。また、今年9月に新たに生活保護の受給を始めたのは 1万8803世帯で、去年9月に比べて2.2%増えた。生活保護を受給している世帯は全国で165万1187世帯。厚生労働省は、新型コロナが感染拡大した2020年を境に、申請件数は全体として増加傾向に転じていて、貯蓄が減るなどしていたことが現在も影響を与えている可能性があるなどとしている。
前線を伴った低気圧や強い寒気の影響で西日本から北日本では今夜からあすにかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みで、気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨やひょうに注意するよう呼びかけている。一方、あすは沖縄・奄美から西日本にかけて黄砂が飛来する予想。
気候変動対策を話し合うCOP28の関連イベントにアメリカのケリー特使が参加し、温室効果ガスを出さない核融合発電について、国際協力を進め早期の実用化を目指すアメリカの方針を説明した。核融合発電をめぐっては、アメリカの国立の研究所が去年、投入したエネルギーよりも多くのエネルギーを発生させる実験に成功した。
彦根城で恒例の「すす払い」が行われた。ことしの観光客は約65万人になると予想され、新型コロナ拡大前の9割ほどまで回復の見通し。彦根城では新年に向けて門松やしめ縄を飾り付けることにしている。