- 出演者
- 山内泉
オープニング映像。
旧優生保護法を教訓に障害者などへの差別や偏見をなくしていこうと、政府は対策推進本部の初会合を開いた。岸田総理大臣はこれまでの施策を点検するなどしたうえで改善策の検討を進め、新たな行動計画を取りまとめる方針を明らかにした。対策推進本部は、旧優生保護法は憲法違反だったとする最高裁判所の判決を受け、岸田総理大臣をトップにすべての閣僚をメンバーに設置されきょう初会合が開かれた。そして障害者などへの差別や偏見をなくしていくため、これまでの国の障害者関連施策の点検などを行う重要性を指摘し、関係閣僚に対応を指示した。そのうえで当事者の意見を丁寧に聞きながら改善策の検討を進め、新たな行動計画を取りまとめる方針を明らかにした。一方、岸田総理大臣は旧優生保護法による被害者らへの新たな補償を巡り、必要な議員立法の提出に向け超党派の議員連盟との調整を加速させるよう指示した。
パリオリンピック、大会3日目。日本は3つの金と2つの銀の合わせて5個のメダルを獲得するメダルラッシュとなった。柔道男子66キロ級、阿部一二三が東京大会に続く金メダル。2連覇を果たした。スケートボードの女子ストリートでは14歳の吉沢恋が金メダル。15歳の赤間凛音が銀メダルを獲得。フェンシング男子エペ個人では、加納虹輝が日本選手としては初めてフェンシングの個人種目で頂点に立った。加納の地元、愛知県あま市では懸垂幕が掲げられた。競泳の男子400メートル個人メドレーでは18歳の松下知之が自己ベストを1秒以上更新して銀メダルを獲得した。
クアッドの外相会合はことしは日本が議長国で、アメリカのブリンケン国務長官、オーストラリアのウォン外相、インドのジャイシャンカル外相を招いて東京都内で午前10時過ぎから開かれている。会合では中国が海洋進出を強める東シナ海や南シナ海、それに北朝鮮の情勢などを巡って意見を交わしているものと見られる。また4か国が共同で“インド太平洋地域の国々の課題解決に取り組む”として、サイバーセキュリティーや通信ネットワークの整備、海上での法執行能力の構築などを支援することを確認しているものと見られる。クアッドの外相会合が日本で開かれるのは4年ぶりで、午後には会合での議論を踏まえた共同声明を発表することにしている。
大相撲名古屋場所で10回目の優勝を果たした横綱・照ノ富士が一夜明けて会見し、今場所を振り返った。きのうの千秋楽。照ノ富士は12勝3敗で並んだ平幕の隆の勝との優勝決定戦を制して、ことし初場所以来となる10回目の優勝を決めた。照ノ富士は「じっくり考えて次の目標を立てて頑張っていきたい」と語った。
エンディングの挨拶。