2023年11月12日放送 0:45 - 1:31 NHK総合

プロジェクトエイリアン
PA003 家族のカタチ

出演者
 - 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(プロジェクトエイリアン)
”ワケあり”女性4人が出会う

VR空間で出会った4人の女性。共通点は家族に複雑な事情を抱えていること。互いの悩みに向き合ったとき、何が起こるのか。

”家族”で悩む女性がVRで交流

協力プレーで初対面の緊張をほぐすため、クリスタルを探すミッションを行った。

家族との思い出

家族との思い出についてトーク。ぶりあだは母親が苦手、リラは母子家庭で育った、こあらは父子家庭で育った、グリーは両親が厳しくて交友関係に制限があったと話した。

”大切なモノ”で人生に触れる

互いの家族の事情が少し垣間見えたところで、月を目指し地球を飛び立ったエイリアンたち。次のミッションは、燃料不足に陥った宇宙船。再起動するには誰か一人の大切なモノを燃料にせよ!というミッション。それぞれの家族にまつわる大切なモノ。そこに刻まれた想いを吐き出し合ってもらう。リラはバイオリンのプラスチックのケースに入っているプリザーブドフラワーを出す。パートナーと一緒にに住み始めた時にサプライズで買ってきてくれたものだという。リラさんのパートナーは同性パートナーだという。こおらが持っているのはネックレスで、旦那さんにもらった手作りのネックレスだという。グリーは年賀状。友達が大事で、年賀状とか暑中見舞いとかを大事にしていて、高校受験の時に年賀状を50枚くらいを受験当日に持って行って、お守りみたいにしていて、待機時間に年賀状を眺めていたという。ぶりあだは、タオルハンカチだが通称もじょもじょといいもので父親が買ってきてくれたことが嬉しかったなどと話していた。四人はどれを宇宙船の燃料に選ぶのか?こおらはネックレスを大事なんだけど手放したい気持ちもあるし、夫も手放したいという自分もいると明かしていた。最後にはこおらがネックレスを燃料にした。月面到着前に最後のミッションが4人に告げられる。次回 自分が何者か明かしてください、というもの。

1回目を終えて

グリーは今日の感想に他の人が自分に関わろうとしてくれ自分も打ち明けてみたいと思ったという。こあらは話していて楽しく、それ故に嫌われたらと思ってしまうと答えた。

親と絶縁したエイリアン

ふりあだは家族に虐待され絶縁しているという。家族については男がだ大事という考えで、学費が弟につぎ込むため中卒で嫁にいって孫を見せろと母親に言われたのがショックだったというが殴る蹴るもされていたという。ふりあだは自分が優秀になれば親は愛してくれると思っていたが効果はなかったという。大学を進学し親元を離れたが、親が家に突然やってきてお金をせびるようになったというが数万円を取られていたという。そこで警察と役所に相談し対応してもらい絶縁をしたという。猫と家族になれたというが、寂しいと感じているという。

同性パートナーと子育てするエイリアン

リラは同性パートナーと子育てをしているという。男性と付き合っていたでそのまま結婚すると思っていたが、24歳の時に今のパートナーと知り合い、大切な人になり家族になったという。また子どもが好きで絶対に産みたいと思っていたが同性がパートナーになったのは想定外で、時に別れ話もしたという。精子提供者を探し子どもを産んだという。パートナーがその子どもを可愛がれるか心配だったがパートナーは子どもは他人という思いと子どもにそう言われるのを恐怖に感じていたという。同性同士の子育ての悩みには親しい人にしか同性婚をしたと言っておらずシングルマザーとして保育園に通い、母にも内緒にしているという。嘘をついていることに罪悪感を感じるという。

犯罪を犯した夫と暮らすエイリアン

こあらは何者なのか。こあらは犯罪を犯した夫と同居中の28歳。夫が犯した罪は盗撮だという。夫が帰って来ない日があって、次の日に警察から連絡があり、逮捕されましたという報告を受けて発覚したという。逮捕後夫は、性依存症と診断された。その時は離婚を思いつくこともあったが、真面目な夫なので、それよりも夫は病気で治療しなきゃいけないんじゃないかと考えたので本を読んだり、自助グループというお互いの話を聞いて一緒に回復していく会があるので、前向きに回復に向けて努力している夫をみて、 回復した未来を一緒に過ごしたいと思ったと振り返る。しかし1年後、夫は再犯をしてしまったという。2回目連絡を受けたときは、もう離婚しか無いだろうと思ったが、すごく毎日悩んでいるが、夫の今まで見てきた一面は全部大好きだったので、離婚してしまいたいって気持ちも半分、毎日ずっとその事で悩んでいると語っていた。

キーワード
性依存症
宗教2世で両親を支えるエイリアン

最後はグリー。グリーは何者なのか?グリーは宗教2生の34歳。生まれながらに宗教の教えを教えられてきていて、神様の事をわかっている両親が絶対正しい、神と共にある状態が親だったので、反抗できなかったという。両親は貯金どころか借金がある状態だといい、宗教にお金をつぎ込んでしまい、私の知らないところで私名義の大きい額の借金ができていたと明かした。グリーは教義に疑問を持ち始めて10年ぐらい前に信仰するのをやめたという。ただ、両親に信仰していないとは言っていない。新興がないのに罪悪感がいまだにあって、宗教の教えではだめとされていることと、両親の期待から外れること、知ったら怒ったり悲しんだりするだろういうのはわかるので、おつきあいしたことはないという。

親とどう向き合えばいいのか?/これから家族は作りたい?/犯罪を犯した夫との関係 どうすれば?...他

自分が何者かをさらけ出し、4人一緒に月面に降り立ったエイリアン。ここからはお互いが抱える家族の問題について自由に話し合ってもらう。グリーの信仰してないけど抜けない、自分の考えなのか教えなのかがわからないというのが凄く生きづらいじゃないかと思うというと、ぶりおだはそれが凄く分かるといい、親元にいた時に親に感情の表しを許可されなくて、親に望まれるように感情を発露していたので、ぶりおださんは何がしたいですか?と聞かれ方をした時になんて言っていいか分からなくて、などと明かすとグリーはめっちゃ分かると同意していた。グリーは、虐待という言葉は結構苦しくて、第三者から見たらそうでも、両親の根本にある思いを考えると、幸せになってほしいからこそ神様が決めた人と結婚して欲しい、いろんな制限を自分のためにやってくれたのは間違いではないのが両親を嫌いになれない理由だと明かしていた。グリーは結婚したいとか子供が欲しいとかはあるといい、将来は家庭を持って子育てしてと思っていたが、宗教もどこでカミングアウトすべきだろうと悩んでしまって、と話した。グリートぶりおだの話を聞いたこあらが自らの結婚生活の悩みを打ち明けた。こあらはうちの夫の場合は性犯罪だから嫌われたらどうしようというのがあったという。こあらは自分は共依存症だと思っているので私が何かしてあげないとと思っちゃうところを自分で境界線をひこうと思っている、等と話していた。もしパートナーが犯罪した別れるかと質問されたグリーは自分の中に理由を探してしまいそう、自責思考というか、などと答えていた。同性パートナーと子育て中のリラは、最近子供も喋るようになって、指ファミリーという曲があってお父さん指はどこですか?で親指を教える、パパは?と聞かれるので、パパはいないよという話をするという。ぶりおだは虐待の連鎖という言葉がすごく気になっているという。ちょっと不思議な一期一会の旅もこれでおしまい。エイリアンたちは昨日までと少し違う現実の世界に帰った。

地球に戻ったエイリアンたち

こあらは、お仕事を休職していたが復職のリハビリが出来るプログラムをやっている病院があって、そこの申込みを受けに行ってきたという。リラは、話せる場があるっていうのはすごく気持ちが楽になりましたね、と語った。グリーは、自分がどう思うかもっと話せるようになれたらいいなと思った、宗教二世というものにとらわれすぎているかもしれないな、と思うなどと語っていた。

(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

次回予告

プロジェクトエイリアンの次回予告。

(番組宣伝)
100カメ

100カメの番組宣伝。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.