- 出演者
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出演は中村獅童、尾上松也、尾上菊之丞の3人。3人は7月5日~27日までの「歌舞伎 刀剣乱舞(東京・新橋演舞場)」で共演。尾上松也が演出・主演、日本舞踊家の尾上菊之丞が演出・振り付け、中村獅童が出演。歌舞伎の振り付けは日本舞踊家が手掛けることが多く、獅童と菊之丞も幼い頃に対面。菊之丞の幼い頃の夢はプロ野球選手。松也も同じく野球選手を志していたそう。
オープニング映像。
菊之丞の幼い頃の夢はプロ野球選手。日本舞踊を親から強要されることもなかったが、今の道に進むきっかけになったのは松本幸四郎との出会い。当時中学生、周囲の人々からの影響が大きかったという。獅童は歌舞伎を辞めるか悩んだことが。当時19歳、父が歌舞伎俳優を廃業したたため自身も歌舞伎に出演できず。自らオーディションを受けるなどし、映画のヒットを契機に歌舞伎界でも主演できるように。直後は歌舞伎の技術が身につかず悩んだが、先輩から「下手でものびのびやれ」とのアドバイスで活躍できるように。
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20歳で父を亡くした松也。一念発起していた頃、モデルケースにしていたのが同じく名家出身ではない中村獅童。「30歳までに主役をできるように」と決意し、できなければ歌舞伎俳優を辞める思いだったという。その頃から始めた自主公演では菊之丞が演出を担当。
中村獅童の子供は歌舞伎役者志望だが、過度な期待はしないようにしているそう。子供を受験させる考えもあったが、面接対策をしているうちに違和感を感じて断念。子供が自ら決めた志望校は、偶然にも獅童の出身校。通信簿もなく、自立することに重きを置いた学校という。親子での共演に喜びを感じることも。同じ境遇の菊之丞もこれに共感。
話題は子供について。獅童の子供は短所が自分に似ているそうで、菊之丞もこれに共感。3人のうち唯一未婚の松也。直近では妹に子供が生まれ、「もう頑張る必要はない」と思うように。「甥っ子が歌舞伎俳優になりたいと言ったら」との質問には、「その人の価値を決めるのはその人次第」「違う選択肢をいってほしい」「理想は(自身の夢だった)野球選手」など話した。
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中村の趣味はキャンプ。仕事の合間に空いた日などで行っているため、キャンピングカーも購入。車で北海道まで行ったたり、地方ロケの現場まで行ったことも。菊之丞は趣味がない。幼い頃から青年期までは野球好きだったが、今は何にも打ち込めず。それでストレスを感じることもないという。松也は仕事が趣味になっていて、常に仕事のことを考えているそう。
話題は年齢による変化について。50代を超えた獅童は「何も変わらない」としつつ、「昔は人に対して許せないことがあったが そういうことを考えなくなった」などコメント。これを「家族のおかげ」とし、コロナ禍で仕事がなくなった時に特にこれを痛感したという。松也とは2人きりで飲みに行くほどの仲。松也が映像の仕事のあとに歌舞伎座に戻ってきて感じるのは、自分より先輩がたくさんいることへの嬉しさ。菊之丞は50代だが業界の中では中堅。「できないことに挑戦する、ということは続けていきたい」と話し、ほか2人も共感。
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