- 出演者
- 豊島晋作 佐々木明子 原田亮介 角谷暁子
オープニング映像。
第71期王座戦で藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座を破り、前人未到の八冠独占を達成した。関西大学の宮本名誉教授の試算では八冠達成による1年間の経済効果は約35億円。AI開発などを手掛けるトリプルアイズには将棋部があり、アマチュア日本一に何度も輝いている。対局を通して得られた経験は業務にも役立っているといい、入社希望者が将棋部の有段者に勝利すると最終面接に進めるという制度も導入されている。不動産投資サイトの運営を担うファーストロジックでは現役のプロ棋士に勝利すると、採用選考過程の一部が免除されるといい、1人が内定した。将来を予測するということにおいて、将棋、不動産投資には通ずるところがあるという。
原田亮介氏は「プロ棋士は人工知能にもはや勝てないが、藤井聡太さんは人工知能と対局を重ねて鍛錬を積み、さらに高みを目指している。努力を継続できる能力、これが天才なんだろうと思う」と語った。
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東京証券取引所に「カーボン・クレジット市場」が開設された。企業や自治体が再生可能エネルギーの活用などで二酸化炭素の排出量を削減すると、J-クレジットが発行される。このJ-クレジットを1トン単位で売買でき、市場で売れば利益が得られる。反対に削減が難しい企業はJ-クレジットを購入すると、二酸化炭素の排出量を削減したとみなされる。また、日本最大級の農業関連見本市では初めて脱炭素がテーマに掲げられた。グリーンカーボンは農業で脱炭素を実現し、J-クレジットを企業に販売している。水を張った水田では酸素が遮断され、メタンガスを発生させる菌が活発化するが、栽培中に水田の水を抜くと、温室効果ガスを減らすことができる。桜井氏の水田ではこの中干しを延長したが稲に特段の影響は見られず、温室効果ガスも減らせたので J-クレジットが発行される。大北潤社長は「どの農家も簡単に参加できるのが大きなメリット」とコメント。
神戸市にAIを活用したい企業の開発拠点が開設された。マイクロソフトのエンジニアが常駐し、開発をサポートする。洋菓子メーカーのユーハイムはバウムクーヘン専用のAIオーブン「THEO」をマイクロソフトのエンジニアと開発した。職人が担ってきた「焼き」の工程をデータ化し、人工知能がカメラで焼き色をチェックしながら温度、回転スピードなどを調整してくれる。さらにクラウド上でレシピを共有し、世界のどこにいても好みのレシピをチョイスしたり、比較できるという。一方、レシピの提供者には報酬を出す仕組みを検討している。
金融機関をつなぐシステム障害により三菱UFJ銀行やりそな銀行など11の銀行機関で昨日から他行宛の振込ができなくなっている問題で全銀ネットはシステム障害により2日間で合計506万件の取引が影響を受けたと発表した。そのうち87万件が未処理だという。今夜の時点で復旧のメドは立っていない。全銀ネットはあす8時半から正常に振り込めるよう復旧作業を進めるとしている。
SOPRA銀座は今日新たなペットフードを発表した。ミツカンと共同開発したわん納豆である。2つの菌で豆を発酵させるミツカンの独自技術を使い甘みを引き出し粘りや臭いを抑えることができるという。須田哲崇社長は「世界中の犬や猫に食べてもらえるような展開をしていきたい」などと話した。
岸田総理はデジタル技術を活用した効率的な行政や財政の在り方を検討するデジタル行財政改革会議の初会合を開いた。河野デジタル大臣のほか40代の有識者らが出席した。教育など7つの分野を先行し取り組む課題と確認した。この他ライドシェアの解禁など具体的政策の議論を進める。岸田総理はできるものから迅速に実行するべく取組を進めるよう指示した。
デジタル行財政改革についてトーク。原田キャスターは「規制改革と行政改革をデジタル技術で加速する狙いがある」などと話した。主なテーマはライドシェアと介護職員配置要件の緩和と紹介された。
花粉症対策を巡って岸田総理は関係閣僚会議を開き、来年の飛散時期を見据えた初期集中対応パッケージをまとめた。人口の多い都市部周辺を中心にスギ人工林の伐採や花粉の少ない品種への植え替えを重点的に進める区域を2023年度中に設定するという。また伐採を効率的に行うために高性能の林業機械の導入支援なども盛り込む。
冬季オリンピック・パラリンピックについて招致を目指していた秋元市長は日本オリンピック委員会の山下会長と会見を開いて2030年の招致を断念するとした。東京大会をめぐる汚職や談合事件の影響などで地元での支持や理解が広がらなかったという。
ユニクロが東京・原宿のユニクロ 原宿店で古着の販売を開始。ユニクロの古着販売は回収した衣料を洗浄した商品と染加工した商品の約500点を用意したという。事業化できるか需要を探るという。
韓国のサムスン電子が今日発表した今年7月から9月の連結決算では営業利益が2兆400億ウォンで、前年比78％減だったという。一方で前の四半期と比べると営業利益は3.6倍に業績が回復しつつある。
原田はサムスンの営業利益について売上も営業利益も回復していると答え、底打ちしたという。またアメリカや中国は半導体技術力を高めるのを防ぐために製造装置の自国の輸出を禁止してきたがサムスンや韓国企業の一年間の優遇措置をうけていたがそれがとまると中国にある大きな工場を閉めざるを得ない状態になる可能性もあるという。アメリカ政府が輸出制限を緩和すると言ったので、サムスンにとって光になると答えた。
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京セラが今日公開した装置は、電波を出すアンテナの下には電池のないモーターのみを積んだミニカーが。緑の板は電波を電気に変更するものでスイッチを押すとミニカーが回った。これは電波を介して電力を供給する空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム。その特徴はアンテナから出す電波はターゲットだけに照射し、車が走る横には電波を受けると光るLEDが設置され実際に車が通った時だけて点灯する。車はとまり、ドローンのプロペラが回る。このシステムは基礎が出来たばかりだがゆくゆくは移動するスマートフォンなどにも電力を伝送し、電池交換や充電のなくすことを目指す。
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